昨夜、珍しく家の固定電話が鳴ったんです。
セールス電話以外めったにかかってこないから、
びくびくしながら出たら、
京都新聞の電話アンケートでした。
自動音声に応えるかたちでプッシュボタンを押します。
投票する候補はまだ決めてませんと。
すると――
まだ投票する候補を決めていない方は、
いま投票するとしたらどちらでしょうか、
1.共産党推薦の〇〇
2.~推薦の○○
と訊いてくるんです。
3.わからない
という選択肢があるかと思ったらその2択だけ。
勝手に3を押したら何度も同じ質問をくり返すので、
とうとう電話を切ってしまいました。
そう、京都府知事選なんです。
写真の右下に候補がふたり写ってます。
投票日は4月10日。
身近な政策の大半は市に権限があるそうです。
だけどコロナのおかげといっちゃなんですが、
最近はテレビで知事を見かけるようになってました。
それでも共産VS.共産以外の一騎打ちでは
有権者も盛り上がりません。
やっぱり興味、関心といえば京都市。
京都市の財政難をうたった曲が、
うめなかには2曲もあるんですよねえ。
市議会はいろんな施設の料金値上げを決めています。
二条城とか動物園とか130以上。
ほかに水道料金、地下鉄やバスも上がるのでしょう。
その流れで消防音楽隊の廃止もあるんです。
年間1億円の節約になるとかで3月末で解散に。
消防音楽隊って普段は消防士をやってる人が
イベントのときだけ音楽隊をやってたのか、
音楽家が専属で雇われてたのか、どっちなんでしょ。
後者だとしたらお気の毒なことです。
同市の音楽隊は1955年に発足し、
音楽活動を専門とする18人
(正職員3人、会計年度任用職員15人)が在籍。
とのことで、全員、専属だったんですね。
コロナで出番が減ったとはいえ、世知辛い世の中。
春とは名のみの寒さが身に沁みます。