昨日は小川さん主宰のライブでした。
同窓会みたいな歌の会
向日町の「まちテラス」で午後1時半開演から。
これまで京都府庁で足かけ12年、春と秋に開催されてきた音楽会です。
うめなかも随分とお世話になりました。
2年前にコロナで途切れてしまいましたが、
細々と、と言ったら失礼ですね。
脈々と、継続されてるんです。
春の観桜祭、秋の観芸祭のDNAを受け継ぐ催しなので、
鉄道が観られるライブということで、
ぼくは密かに「観鉄祭」と呼んでいます。
残念なことになかせさんは喉の調子が悪く、
やんちゃバンドさんは基礎疾患を持っておられる
ご家族がおられるということで、出演は3バンドのみとなりました。
オミクロン株のせいで一気に感染者数が増えましたもんね。
てことで、同窓会みたいなもんやと小川さんがおっしゃいました。
うめなかにとっては年明け初のライブの予定だったんですけどね。
以下、ライブ報告です。
小川さんバンド
小川さんのバンドって名前ありましたっけ。
わからないので小川さんバンドとしておきます。
小川さん+クンコさん(ボーカル)・森さん(エレベ)のトリオです。
しっかり3声でハモらはるんですよねえ。
練習してへんわりにうまいこといった
とごきげんな小川さん。
最近クンコさんはお酒がつよならはったそうです。
(そのネタ、脈絡ありませんけど)
「太陽のあたる場所」で小川さんがカポ位置を間違えて、
サビに入ると高すぎてうたえなかったのがご愛敬。
この歌、スティーヴィー・ワンダーの歌やのに、
なんでフォークでやってたんやろ、
さすが京都ってことかなと小川さん。
そういえば、そうですね。
中学・高校時代、コンサートで聴いてたときは、
それがスティーヴィー・ワンダーとは知りませんでしたし、
スティーヴィー・ワンダーの名前すら知らなかったと思います。
演奏曲は――
Back Home Again(ジョン・デンバー)
The Rose(ベット・ミドラー)
The Water Is Wide(PP&M)
Silver Wings (マール・ハガード)
Tennessee Waltz(パティ・ペイジ)
A Place in the Sun(スティーヴィー・ワンダー)
ワイルドラビッツ26
全員が昭和26年兎年生まれのバンドということで、この名前に。
戸田さん、マインズのナガイさん、グリーンヒルボーイズの東さん、マシタさん。
フラットマンドリンが入ってカントリー風フォークソングでした。
戸田さんは12弦ギター。
できればウッドベースで聴いてみたいバンド編成でした。
1曲目からかなり仕上がってましたねえ。
演奏曲は――
若者たち(ザ・ブロードサイド・フォー)
どこまでも行こう(小林亜星)
途中でナガイさんの奥さま+レミューズママ(平田さん)の
バァニィズ
が加わって2曲演奏されました。
ウサギにちなんでバニーガールならぬ、
ばあ×2ってことでバアニィズになったそうです。
チューインガムのカバーは珍しいですね。
「家をつくるなら」はうめなかでもやってるので、
どんなふうに演奏されるか注目(耳)しました。
やっぱりフラットマンドリンの音色が美しいです。
風と落葉と旅びと(チューインガム)
家をつくるなら(加藤和彦)
バァニィズのおふたり、せっかく衣装も合わせて力が入ってたので、
もっと聴きたいところでした。
(リハで「思い出のグリーングラス」が聴けましたが)
それから再び男性4人。
お客さんには好評、バンド内では不評という寺尾聡の曲。
これ、ぼくは知らなかったです。
初めて聴きました。
難しい歌ですねえ。
出航 SASURAI(寺尾聡)
悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)
琉華
琉華さん、珍しく三線のいーさんがギターを弾いてうたったり、
すーさんが三線を弾く場面がありました。
琉華さんをプロデュースしたのは昨年末に旅立たれたYさんだそうで、
すーさんは「こてっちゃん」と呼んではりました。
Yさんのお名前が出て、ぼくはうれしかったですね。
Yさんのお好きだった曲を中心に演奏されました。
曲名は不確かです(ネットでさんざん調べたんですけど)。
「ちんぬくじゅうし」って里芋の炊き込みご飯ってことで、
変わった曲名ですよね。
Yさんお気に入りの曲です。
最後、会場に、いーさんのお母さんがお見えだったので、
感謝の歌をプレゼントされました。
ほのぼの~
演奏曲は――
さんさ節(民謡)
ちんぬくじゅうし(沖縄歌謡)
しまぞう?
エンドウの花(沖縄民謡)
My Sweet Home(ひがあゆみ)
お母さん
以上、まだまだコロナ感染が続きそうななか、
自分自身が元気づけられ、癒される音楽を
これからも続けていきたい
と小川さんは締めくくっておられました。
それぞれ年を重ねてきたので、力み過ぎず、あきらめず、
ちょろちょろポタポタ流れ落ちる水道水のように、
これからも続けていけるといいですね。
次回は未定ですが、また開催されます。
出演者の皆さん、PAの世話人さん、おつかれさんでした。