感染者数が急激に減ってるそうですね。
減ったわけにはふた通りの見方があって、
ひとつは時期(季節)的な要因で、
去年も同じ時期にそうだったからというもの。
もうひとつは人々の行動変容によるものという見方です。
どっちのせいでもあるのか、どちらかのせいなのか、
専門家でもわからないのだから素人には見当がつきません。
行動変容でいえば、京都の飲食店では、
「黙食」
を励行しているところがあるんですね。
初めて見ました。
烏丸通から高辻を西に行くと、
「ぎょうざ処 亮昌(すけまさ)」とか、台湾カフェ「ザ オールドテイスト」とか、
けっこう食べ物屋さんが充実してます。
こないだ行ったのはSABAR京都烏丸店。
「とろさば料理専門店」とのことで、
東北近海でとれた「とろ鯖」を使ってるんだそうです。
ランチをやってるというので、
「さばひつまむし定食」(900円)を食べました。
甘辛く味付けた鯖でつくったひつまむしをそのまま食べて、
次に薬味をプラス、最後に鯖の熱いダシをかけて
お茶漬けのようにして3パターンで食べます。
そのあと、近くの高木珈琲店(高辻本店)で、
食後のコーヒー(480円)を。
連れはさっきの店で「大とろさばの塩焼き定食」(1200円)
を平らげたあとに、この「自家製プリンセット」(880円)
を食べました。
太るっちゅうねん。
珍しいケーキ型のプリンは固めなんだそうです。
で、このお店には各テーブルに、
「黙食」
と大きく書いたPOPが立ててありました。
それはわかってたんですけど、
コーヒーを飲むためにマスクを外したところへ、
このプリンが運ばれてきたもんだから、
つい、
お、でっかいね!
と声を出してしまったんです。
そしたらお店の人から、
マスクなしで会話しないでください
と注意されてしまいました。
「黙食」
難しいです。
マスク外して飲んで、マスクしてしゃべって、
またマスクして飲んで(あ、ちゃうわ)……
なんて反射神経がよくないとできません。
赤あげて白さげないで赤あげる?
みたいな旗上げゲームみたい。
なかなか行動変容できないうめはらでした。
早く黙食におさらばしたいものです。
さいとう・たかを、亡くなったんですね。
ゴルゴ13にこそ黙食は似合います。
黙とう。