うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

庵主とずっしり王

さむおすなあ~~

トイレにいる時間がつらくなってきて、

中で読む古新聞の量が減ってきました。

心臓も心なしかバクバクいうてる気がします。

 

そんな寒い寒い今日この頃、親戚の法事がありまして。

暑いときは暑いときで大変ですけど、

寒いときは寒いときでまた、

オールシーズン使ってるフォーマルでは芯から冷えます。

なので、長そでのヒートテックをワイシャツの下に着て、

ヒートテックの靴下を二枚重ねしてたのですが、

ダウンコートの下のズボンが寒い寒い。

手遅れですけど、ヒートテックのタイツを帰ってから注文しました。

 

週末はコロナ感染拡大で3知事から緊急事態要請が出ようかという時期で、

参列者も他府県の方はなく、いつもより少なめの法事です。

施主さんも予定通りやるかどうかかなり悩まれてたみたいで。

お茶菓子は個包装でさらに紙袋に入れ、お茶はペットボトルのホット。

法要のあと会食もあるのですが、ぼくらは遠慮させてもらいました。

 

お寺さんは女性住職さんです。

きれいな袈裟を着てはりましたけど、

あったかいかっこうには見えません。

頭は剃ってられないぶん、ぼくよりはマシでしょうか。

京都では和尚さん→「おっさん」といいます。

女性住職はなんと呼ぶのでしょうね。

ネットには庵主(あんじゅ)さんと呼ぶとありますけど。

 

この女性住職さんは、お経もたっぷり読まはるし、

故人の思い出もちゃんと自分の言葉で話されます。

段取りをこなすだけのおっさんとは大違いです。

一周忌の納骨法要だったからか、

お経のあとに「白骨の御文」も読まれました。

されば朝(あした)には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり。

という蓮如上人の言葉は前振りだったのか、お骨の話もされました。

お骨が土に返るにはけっこうな年月がかかります

三十三回忌の方のお骨を見てみたらまだ残っていました

とおっしゃってて、へ~~~と思いましたね。

 

本堂はまだいいのですが、

お墓の前でお焼香が始まるまでの時間はかなり冷えました。

なので、できるだけ日当たりのよさそうな場所を探していたら、

こんな墓石を見つけました。

自然石に 墓 って刻んだだけ。

いや、それはわかってるけど

とツッコミを入れたくなるくらいシンプルですね。

ずっしりと重そうで、立派で、墓地の王様みたい。

思わずシャッターを切りました。

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