うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

被害額は平均55万円

ほんとだったら今日は祇園祭山鉾巡行がある17日。

神事は勤めておられるそうなので、

どうか疫病退散の願いがかないますように。

 

こないだ、こんなニュースがありました。
ギター売却代7200万円未払い 

神戸の運営会社破産、130人被害
www.kobe-np.co.jp


高級中古ギターの請負販売などを手掛けていた

「アップルギターズ」(神戸市中央区)が1年前に閉店し、

売却を委託した顧客らへの代金が未払いになっていることが、

関係者への取材で分かった。

破産管財人によると、債権者となる顧客は東北から中国地方まで

全国に約130人、未払い額は計約7200万円に上るという。

 

ぼくも委託販売でギターを預けることがありましたので、

一読して、ひとごとには感じられませんでした。

姫路市の男性は1978年製「Martin D‐28」を

預けていたそうです。

代金が支払われないのはあきらめるとして

ギターの行方も分からないなんて最悪です。

預けたギターが売却済みにもかかわらず、

「売れていない」として金を支払わないケース、

代金を前払いして輸入の新品を注文して商品が届かなかったケース、

悪質ですねえ。

こういうのは詐欺じゃないんでしょうか。

 

しかし、190万円も前払いしてギターを注文する人がいるんですね。

よほど信頼関係がないとできないことです。

ここでしか手に入らないギターだったんでしょうか。

記事によると、運営会社(神戸市中央区)は負債に加えて

税金の滞納も多く、返済のめどは立っていないとか。

 

被害者の方々はほんとにお気の毒です。

被害総額7200万円を被害者数130人で割ると、

ひとりあたりの被害額は平均55万円。

それがギター1台の価格かどうかはわかりませんが、

世の中、ギターにお金をかける人はかけるのだなあ

と、いたく(しゃれじゃないです)感心してしまいました。