米ビルボードが発表した年間チャート。
そのアルバムチャートで1位に輝いたのは、
弱冠17歳の女性シンガーソングライター、
ビリー・アイリッシュのデビュー作、
『ホエン・‘ウィ・オール・フォール・アスリープ、
ホエア・ドウ・ウィ・ゴー?』
だったそうです。
といわれてもじいさんが知ってるわけないですよねえ。
日経新聞によると――
世界各国でも絶大な支持を集めている。
同作は、音楽配信サービスのスポティファイが発表した
「世界で最も再生されたアルバム」ランキングでも1位を獲得。
収録曲「バッドガイ」は同じく「世界で最も再生された楽曲」
ランキングの2位となった。
それがこの曲です。
最後まで聴けました? 1分20秒で切れてますけど。
なかなか芸術的というか。
でも、アルバムにはアコースティックでもっと聴きやすいというか、
けっこういい曲があります。うん、実にいい。
日経評では――
憂鬱、不安、孤独といった心象風景を歌う彼女。
重低音のベースに乗せてささやき声で
メランコリックなメロディーを歌う
ユニークな音楽性が最大の魅力だが、
社会問題に対しての真摯なスタンスも注目を集める。
これを若い人たちが聴いてるわけです。
若い人といっても「Z世代」。
1900年代後半~2000年代生まれの世代のことを
Z世代というんですね。
だれがそれにあたるかというと、16歳の環境活動家グレタちゃん。
16歳だからといって「ちゃん」付けするのも失礼ですね。
日経ではグレタ・トウーンベリ氏と表記して、
ビリー・アイリッシュのアルバム収録曲について、
次のように記しています。
「オール・ザ・グッド・ガールズ・ゴー・トウ・ヘル」は、
気候変動の脅威を歌ったメッセージソングだ。
今年9月には同曲のミュージックビデオの公開にあわせて、
16歳の環境活動家グレタ・トウーンベリ氏が呼びかける
「気候変動のためのストライキ」への賛同を表明した。
若い人に期待といっても世の中を根本的に変えるのは
小泉進次郎レベルじゃ難しそう。
せいぜいビリー・アイリッシュの歌でも聴いて
希望の光を探してみようと、
いつものレンタル屋さんに行ったら、置いてなかった。
ははは、若い人とは音楽の聴き方からして違うわい。