昨日の日記、ライザミネリがでてきて
懐かしくおもいだしました。
高校を卒業して、間なしやった思うんです。
祇園会館は私達には、ありがたい映画館でした。
三本立て、ちょっと時期の過ぎた良い映画をかけてくれてましたよね。
近くの志津屋でパンを買って持ち込みます。
あの頃ペットボトルはなかったので、お茶はどうしてたんやろ。
それは思い出せへんわあ。
いつも一緒にいたYちゃんと
何かみたい映画があったんでしょう。
でもね、それだけを見るなんて、そんな勿体ないことはあかんでしょ。
頑張ってみていると
↓の映画が上映されました。
あとの2本は吹っ飛びました。
観終わって、Yちゃんと顔を見合わせました。
自分達の年齢と重なる映画で、胸に沁みるものがありました。
ライザミネリの熱演が光りました。
「あれが一番良かったなあ」
「切なかったなあ」と若い娘二人は、しばらく余韻にひたりました。
祇園会館、憧れの先輩が座ってたり、思わぬ人に出会ったり、
一番の思い出はこの映画かもなあ。と昨夜、婆さんは
あの時のあの映画の余韻をたどりました。
もう一度みても、あの時の静かな感動はきっと帰ってこないから、
借りるのはやめときます。
でも、まだの方は甘酸っぱい気持ちになれるかも知れませんよ。
そや! 10年ほど前、奥さんと二人連れのうめはらさんと
お会いしましたね。