京都党という地域政党があるんですね。
もちろん前から知ってはいるけど、無関心でした。
実は昨日、チラシが入ってまして。
普段は政党の広報なんて気にも留めない不謹慎な人間なんですが、
今回は地元出身、息子と同じ小学校出身の若い女性のチラシだったので、
ついつい読んでしまいました。
そうすると「市立芸大 移転議論は十分ですか?」
というキャッチフレーズが目に飛び込んできました。
そうそう、うちの近くに市立芸大がありまして、
チェロとかコントラバス、チューバとか、
大きな楽器を抱えた学生さんが歩いているのをよく見かけます。
こんな辺鄙な場所より京都駅の近くに移転したほうがいいよなと、
つねづね思っていたんです。
ところが、チラシによると、
移転にともなう費用は建設費も含めて622億円とありました。
たしかにこれは大きな出費です。
学生さんの数は1031人だとか。
それなら移転先は京都市の駅近くの一等地じゃなくてもいいし、
移転時期も建設費が高騰するいまじゃなくてもいいような気がしてきます。
チラシによると、京都市の借金は1兆7000億円あって、
災害のような緊急時に備えて積み立てる財政調整基金は、
10年以上にわたって使い果たして、いまは0円になってるとか。
となればじっくり検討したほうがいいという意見も十分理解できます。
同じチラシに京都党のこんな実績が紹介されていました。
それを年間975万円の委託費を払って、
市民にレンタルしていたそうです。
へ~~~~!
知らんかった。トヨタのミライ、借りといたらよかった。
でも高かったのかな。
この事業、利用者は89人と低迷していたので、
京都党の指摘で廃止されたんだそうです。
スーパーの買い物では1円でも安いほうをと思う人間が、
こういう問題になるとさっぱり関知していません。
政治に無関心ちゅうのがあきませんね。
うめなか党をつくって、歳出カットを訴えましょか?
ぼく、めっちゃケチですし、適役ですね。
あ、なかせさん、気前よう使うタイプやった。