うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

心の芯線に触れる?

コンタクトコア弦ってあるんですね。

PYRAMID Strings

っていう、創業1850年のドイツの老舗中の老舗ブランド。
ベースやギター弦はもちろん、

リュートやバイオリンを始めバロック音楽用の弦のメーカー。

らしいです。

 

説明を読むと、

サドルの上までプレーン弦、サドルを超えたところから

巻き弦が始まる形状です。

とあります。

つまり弦がボディーに刺さってるところから

弦がのってるサドルを超えたところまでは、

芯線がむき出しになってるってことでしょうか。

枕のように弦がのっかってるサドルに直接、弦の芯が触れるので、

振動がダイレクトに伝わるのかなあと想像します。

 

ほかにもメリットがあるようで、

これにより6弦でほんのわずか0.3mm程(12フレット上で約0.15mm)

弦高が下がります。
そのため演奏性の向上やとにかく澄みきった美しい倍音が欲しい

という方にお勧めです。

なるほど弦高が下がるのは弾きやすいです。

これも皮一枚ぶんだけでしょうけど。

 

012~052という少し細めの6弦にもかかわらず、

テンションバランスのすばらしさと
十分な低域のバランスとタッチ感の気持ちよさが魅力です。
テンションとしては、マーチンとジョンピアースの中間ぐらい、
フィンガーソロプレイの際のメロディラインの粒立ちと押し出し感、

低域の存在感が気持ちよい弦です。

 

う~~ん、使ってみたい!

お値段が高い(1134円)のは玉にキズですが、
クオリティーが大変高く、ばらつきや音の差が少なく、

ノンコーティングにもかかわらず、

驚異的なロングライフを実現しています。

 

「驚異的」という言葉につい乗せられてしまうんだなあ。

長持ちするならエリクサーより安いからいいかも。

 

調べてみると、コンタクトコア弦、1974 年に考案されたとあって、

いろんなメーカーから出てるみたいです。