一年ほど前、洗い張りをした着物を娘のに仕立て直し
しようとデパートに行ったとき、日本のお仕立てにします?ベトナムの?
と尋ねられたことがありました。
そうなんや、もう縫いてが居はらへんにゃと思ったものでした。
お値段も大差なかったように覚えています。
日本製だからってめちゃくちゃいいようにCMしてるところも
あるけど、果たしてどうだかと思う昨今です。
もう先の祭りは終わってしまったけれど、
太子山ではベトナム刺繍の胴掛けを昨年と今年と新調して
巡行に臨まはったんですよ。
巡行に先駆けて、古いお薬やさんをそのまま残してはるお宅で
お披露目されていました。
これは今年新調されたもの
これは、昨年の物
これは、昨年の物
祇園祭やのに、なんでベトナムなんて思うのはおかしいですよね。
シルクロードからきた段通や、絨毯など、動く美術館て呼ばれるぐらいですもの。
出した知人もいて、私には少し馴染みがありましたが、
説明してくださった太子山のご主人が「オリエンタルな感じがしますやろ。」って言うてはったように、フラミンゴがいたり、象さんがいたり、
ご覧の通り、日本のとちょっと違いますね。
色も南国ぽくって華やかで楽しいすよね。
直にみられるのはまた来年。
でも、ここで見ただけで、1年間厄払いになりますよ。きっと
極楽みたいですもん。