寒おすなあ。
6時だとまだ薄暗いですけど、雪が積もってるのが見えます。
昨日は取材で東京に行ったんです。
古代オリエントの話を聞きに。
ギリシャから見てオリエント(東方)の地域ってことなんですね。
京都から見たら東京もオリエントです。
東京が東なら名古屋は中東かなあ、中近東かも。
新幹線はさしずめオリエント急行です。
富士山がきれいに見えたけど、雪で真っ白ってことはなかったです。
新幹線は雪の影響で80分遅れました。
いつも車中で仕事の資料を読むんですけど、
遅延で時間があまったので、iPhoneの中のライブの録音を聴きました。
まあ、演奏部分はよう間違うので血圧が上がるんですけど、
MCの部分は、ようこんなあほなことしゃべってるなあって
ニヤニヤ笑って聴いてます。
車内販売の女の子から見たらヘンな客でしょうね。
で、東京はありがたいことに晴れてました。
ニュースで見たらすごい寒波で凍りついてるイメージでしたけど、
それは一昨日のことで、昨日はだいぶまし。
でも日当たりの悪いところにはまだ雪が残ってました。
早稲田大学のキャンパスもあちこち雪がどっさり。
オリエントっていうのはトルコあたりからインドの手前までくらい、
いま紛争で大変なことになってる中東はど真ん中です。
古代オリエントの話で一番印象に残ったのは、
エジプトとメソポタミア、どちらも細かく天体観測の記録を残してるのに、
エジプトには日食、月食の記録が一切ないということでした。
考え方の違いなのかなんなのか。
で、日本にはメソポタミアの占星術が中国を通して伝わったそうです。
天文学がときの権力と結びつくのはどこの国も同じで、
日本でも京都と鎌倉、江戸幕府と暗闘があったというのは
小説や映画にもなりましたね。
さて、取材が終わって外に出たら、すれ違う女子学生の美しいこと。
頭がようてかいらしい子が、こんなたくさん東京にはいるんやと、
感心しつつ、ほくほく顔で帰りました。