うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

隠された十字架

今朝は、 起きて、別のことを書こうかと思ってました。

 

さっきまで見てた夢。

新しいお酒が発売されて、

それはなんと血管から飲むお酒なんです。

自分の血管を切開して、そこに直に注ぎ込むお酒。

開発した社長さんが、

血管は飲んだあとちゃんとふさがるんですよ

と誇らしく語っていました。

 

てな夢を見て、朝食のあと朝刊を取りに行ったら、

梅原猛氏死去

という見出しが。

 

テレビでは市原悦子の特集をやっていますが、

ぼくは同じ名字なんで、こちらに惹かれました。

実は一度だけ取材でご自宅までうかがったことがあります。

25年以上前かな。

あれはなんだっけ、週刊文春とか新潮とかのモノクロページでした。

 

左京区の閑静な住宅街にある、

いかにも学者さん作家さんの住まいそうな日本家屋です。

名刺を交換すると、

ああ、あなたもうめはらさんですか

と言われるかと思いきや、一言もなし。

取材が多すぎて、いちいち記者の名刺など読まないのか、

名字が同じなんてことは大したトピックでもなかったのか。

でも、とってもやさしい人でした。

テレビや新聞で見る通りの柔和な笑顔で。

 

取材内容は古代史や哲学の専門的な話ではなく、

この夏はなにをして過ごすかみたいな、

身辺雑記みたいなもんで、緊張感もなく終わりました。

享年93歳でしたか。

これから1冊くらいは著作を読みたいと思います。

亡き父の蔵書にあったのを引っ張り出してきて。

 

下の絵は最初に書こうと思っていた日記のための素材。

これについてはまた今度にします。

 

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