今年1年の出来事を振り返っていたら、
よどちゃん騒動
(事件?)を思い出しました。
1月の初め頃、マッコウクジラが
大阪湾に入ってきて、
さらに淀川に迷い込んだ事件です。
よどちゃんと名づけられたクジラは
数日後に死んでしまい、
その死骸の処理が大変だったですね。
クジラの死骸は放置すると、
体内でガスが発生し爆発する恐れがあるというのは、
ちょっとびっくりしました。
ウィキペディアによると、
よどちゃんはオスのマッコウクジラ。
体長14.69メートル、体重38トンほど。
よどちゃんの死骸処分までに
要した費用は合計8019万円。
死因は不明、推定年齢46歳
マッコウクジラの寿命は70歳だそうです。
これ、歌にできないかなと思って
マッコウクジラについて調べてみました。
頭部が四角形の形をしたクジラ。
抹香に似た香りを持っていることから、
近代日本の博物学では中国語名「抹香鯨」に倣って
「抹香のような龍涎香を体内に持つ鯨」との意味合いで呼ばれ、
そのまま和名として定着した。
よどちゃんの体内からも採れたかも、ですね。
調べてないんでしょうか。
体長は10~15メートル。
北から南の海まで広く分布しており、
日本近海にも出没する。
果たしてよどちゃんはどこから来たのか。
わかってません。
方向感覚を失って大阪湾まで来たのか。
潜水能力に優れており、主に深海で生息している。
マッコウクジラの天敵はシャチで、メスや子どもが狙われやすい。
襲われた際は、深海に逃げ込むことで難を逃れるという。
また、シャチと同じく何らかの原因で方向感覚を失い、
群れで海岸に漂着して全滅することもある。
ちなみに、ハーマン・メルビルの小説『白鯨』に
出てくる白いクジラ「モービー・ディック」は、
マッコウクジラがモデルとされる。
天敵はシャチなんですね。
もう一つクジラについて調べて面白かったのが、
ザトウクジラのエピソードです。
ザトウクジラは座頭(この場合は盲人琵琶法師?)
が持つ琵琶に形が似ているらしいです。
ザトウクジラは琵琶は弾かないけど、
オスがメスに求愛する際、
アピール のために「歌」をうたうそうです。
その音は海の中で3000メートル先まで届 くんですって。
オスメス群れてる海域では、一頭のクジラがうたい始めると、
それを他のクジラが覚えて「流行歌」も生まれるとか。
クジラの社会にも流行歌があるっていい話ですよね。
もう一つどうでもいい話を。
クジラは哺乳類ですけど、サメは魚類で。
魚類なんですけど、クジラみたいにウロコがない。
理由は知りませんが、イスラム社会では
「ウロコがない魚は食べてはならない」
とする宗教戒律があるそうです。
主要輸出品だったそうで、イスラム革命後は
戒律が厳しく適用されるようになって、
キャビアが輸出できなくなると大問題になったんですって。
そこでイラン政府が、聖職者と動物学者からなる委員会に
調査を依頼したところ、チョウザメには「特殊なウロコ」が
あることが確認されて、晴れて消費や輸出が可能となったそうです。
宗教も上手に世俗と折り合いをつけるということでしょうか。
このウロコの形が蝶々に似ているので、
日本では「チョウザメ」と名付けられたんですって。
てことで話はあちゃこちゃ飛びましたけど、
クジラの歌、できるでしょうかねえ。