半年ほど前。
テレビで川端二条東のお菓子やさんが閉店するニュースが
流れていました。
「これあんたとこの、お母さんの実家の近くやん」
と旦那が言うたんです。
そんなお菓子やさんあったやろか?
茶人も愛した京都の老舗和菓子店が118年の歴史に幕 後継ぎ死去で力尽く|経済|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
あったあった。けど、こういうお菓子屋さんて、お土産にするとこで、
京都の町にはお餅やさんのお菓子やさん?があちこちにあって
お饅頭とか、おけそくさん、お赤飯が売ってるお店の方を庶民は利用する
んです。
京都新聞の記事にあるように
武者小路千家さん御用達のお菓子をつくったはったらしく、閉店にあたって、
それを鍵善さんが引き継がはったんですって。
大徳寺納豆がこし餡に練り込んである、見たことも聞いたこともないそのお菓子「涛々」を
食べてみたくて仕方なかったんです。
先日、法事の時
この話をきいていたお義姉さんが買ってきてくれはりました。
身内七人だけなのでひと箱で充分です。
なんと言うても、1個360円 1個売りはないんですって。
ほんまにお品のよい風情ですやん。
餡をはさんであるのは麩煎餅。黒糖が少しはいってるんやろか?
私は、気に入りました。
しかし、賛否両論。
東京の真ん中出身のお義姉さんは、これをお土産に東京に
持っていくのは考えますねえ。って
この値打ちを分かってくれはるか、
この風情で察っせられると思うんやけど。
私は、これで飲めると思います。
チョコレートにウィスキー
「涛々」に冷酒。
自分ではよう買わんけど。