うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

いまわの清く正しくありえなく

加藤剛といえば、清く正しい、

真実一路の青年のようなイメージがあります。

そのイメージは「三匹の侍」から来てるのかしら。

女や酒にだらしない平幹二朗長門勇とは違う、

清々しい若侍役でした。

ウィキペディアには、

たばこは吸わず、酒も飲まず、ギャンブルとは無縁である

とあって、さもありなんって感じでした。

これまで悪役とかやったことなさそう。

 

その加藤剛が出てました。

若き助監督、坂口健太郎の晩年の役で。

今夜、ロマンス劇場で

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映画を見たとき、死期が迫る老脚本家を演じる加藤剛は、

見た目、ほんとうに今わの際のように見えて、

ちょっとつらいものがありました。

映画のなかのお姫様が現実世界に飛び出てくるという

ファンタジーの極みのようなお話と、

リアルに死相の現れた老優とはそぐわない気がして、

演技云々以前に違和感がありました。

まだまだ死にそうにない男優が演じたほうが、

映画の雰囲気には合ってた気がします。

まして綾瀬はるかという生活感のない女優さんの相手役なので。

実際、このあと亡くなっているのですね。

知りませんでした。

享年80歳ですか。

 

しかし、綾瀬はるか、現実味のある役は難しいけど、

こういうお姫様然とした役はぴったり。

ベンザ、ユニクロSK-II、ドコモ、キッコーマン

日本生命パナソニックなど大手のCMに引っ張りだこ。

人気ナンバーワン女優を使えば安心ということなのか、

なかでもユニクロは音楽が桑田佳祐で、

最強のタッグですねえ。

 

映画はおとぎ話のようで、ふつうに面白かったです。

1960年代、通路にまで客があふれて、

紫煙の向こうにスクリーンが見えた、

三本立ての名画座を思い出しました。

 

 

【うめなか過去ライブ モダンタイムス171008】

過去ライブの9回目は2017年、単独ライブ第1部です。

 

演奏曲は――

北ミサイル(「北酒場」替え歌)

猫になりたい(スピッツ

からたち野道(ザ・ブーム

新しい私になって(熊木杏里

巷のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(替え歌)

Video Killed the Radio Star(バグルス

人生の扉(竹内まりや

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