うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

エゴノキは残った

知らない間に梅雨入りしてたんですね。

知らない間に花が満開でした。

いったいこれはなんじゃろかい。

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嫁はんに言わせると、毎年のようにぼくはその存在を忘れてるそうです。

えごの木

なに、それって思うんですよね。

調べてみたら、エゴノキでした。

学名:Styrax japonica
科名、属名:エゴノキエゴノキ
分類:落葉高木
別名:チシャノキ、ロクロギ、セッケンノキ、ドクノミ 

lovegreen.net

エゴノキという名前は、果皮を食べると苦みが強く
喉にえぐみを感じることからついたといわれています。

それならエグイキでいいのに、エゴノキです。

エゴノキにはいくつも別名があります。

いろいろと使い道があるからでしょうか。 

 

チシャノキは別の木のようでもあり、

エゴノキの別名のようでもあり、

検索したけど、どちらかわかりませんでした。

和名は若葉の味がチシャ(レタス)に似ていることに由来するが、

樹皮や葉がカキノキに似ていることから、

カキノキダマシとも呼ばれる。

 

ロクロギという名前は、
ろくろ細工に使われたことに由来しているそうです。

 

で、セッケンノキは、

果皮を入れた水で洗濯すると泡がたって汚れがとれる

からだそうで。

 

ドクノミは、

川に流してウナギなどの魚をとるのに用いられたので

とありました。

なんでこれだけドクノキじゃなくてドクノミなんでしょうね。

 

いまエゴノキにはこんなに花が咲いてて、

ハチやアブがブンブン飛び回って蜜を吸ってます。

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エゴノキの花の咲く季節は4月〜5月、
季節で言うと春から初夏にかけてです。
桜(ソメイヨシノ)の花が終わって、
だいぶ暖かさを感じるようになった頃から、
エゴノキの花は咲き始めます。

 

花の盛りは短くて、あっちゅう間に散ってしまいそう。

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エゴノキの果皮ではなく種子は脂質を多く含んでいるらしく、
ヤマガラなどの野鳥が好んで食べるそうです。

そういえば鳥がちゅんちゅんと実をついばんでる気がします。

見たことないけど。

毒はなくても野鳥の大切な栄養源を奪うことのないように、
種子も食べないほうがいいでしょう。

エグイ味なら食べる人はないでしょう。

渋柿を甘くするみたいな食べ方があれば別だけど。

 

エゴノキは直径2〜2.5cm程度の小さな白い花を
枝から下げるように咲かせる姿が美しく
シンボルツリーとして人気があります。

という解説があって、シンボルツリーってなんじゃろと思いました。 

 

シンボルツリーとは、言葉通り
そのお庭や庭園のシンボルとなる庭木のことを言います。
お庭という空間のなかでフォーカルポイントになる場所や、
中心、人の集まる場所に植えつけます。

父が選んで庭に植えたんだと思います。

どういう理由でエゴノキを選んだのか、

いまとなってはわかりません。

父亡き後も庭に残って、清楚な花を咲かせてくれています。

(小学校の同級生が「タテノキは残った」と言ってたのを思い出しました)

 

フォーカルポイントってなんじゃらほい。

もうええか。