こないだ、テレビ朝日開局60周年記念
「ミュージックステーション3時間スペシャル」
を見てて、過去の懐かしい映像が流れました。
これがとてもきれいな歌唱&演奏でした。
司会のタモリの横で、ふたりが生でうたい、ハモるんです。
ギターがまた、いいんですよね。
玉置浩二はほんとにいいギターを弾きます。
素人には手が出ないほどの難しい技術ではなく、
ぼくらフォークギターじいさんにも手の届きそうな、
シンプルなギターワークなんです。
コードの選び方もとってもセンスがいいです。
で、コードをネットで探したけど、
ズバリこれ! ってのがなくて、
久しぶりに自分でコピーすることにしました。
仕事、ほったらかしになってしもたけど、
楽しかったです。
さて、こちら、毎回書き損じないようにと思うけど、
絶対無理です。汚くてすみません。
♪ イントロ
玉置浩二、最初からEのフォームなので、
わかりやすいのはいいんですけど、
音をとってみると、ぼくの短い指では隣の弦に触れて、
音がくすみます。
ここ、間違ってました。以下、直します。
Eの部分は6弦と1弦を同時に鳴らして、あとはアルペジオ。
Aの部分は5弦と1弦を同時に鳴らして、あとはアルペジオ。
ポジションは同じなのに、
ベース音が変わると別のコードになるんですね。
EADGBE
0XX140
EADGBE
X0X140
その次にBm7で、
6432弦を順に鳴らして、1弦4フレットの装飾音を入れます。
EADGBE
2X22224
♪ 今日の(うたい出し1行目)
Eの次のEmaj7がいいですね。
これをBにしてるサイトもありますが、
Emaj7のほうがオシャレだし、せつないです。
これ、GでプレイするときにGmaj7でいいかというと、
そうはいかないのがギターコードの面白いところなんですよね。
EADGBE
021100
♪ あらそう声が(1行目)
B♭m7-5(B♭マイナセブンフラットファイブ?)がまた
ええ仕事してます。
EADGBE
X1212XX
玉置浩二は次のコード、G#m7に移る前に、
5弦1フレットを離してAの音を鳴らしてるようです。
♪ 恋のハーモニー(2行目)
G#m7→F#m7ときて、次のコードがわかりにくかったのですが、
ここはF#m7でもなくB7でもない、中間のコードみたい。
EADGBE
X24222
B7・F#m7と書いてるのがこれです。
♪ 夜空をたださまようだけ(5行目)
この部分、Aからちょい上がる矢印を入れてるのは、
Aのポジションをそのままスライドさせて、
Aの音をキープしながらBかG#m7に近い音を出してます。
玉置浩二はAのコードを人差し指1本で弾いてますね。
それをそのまま2フレットから4フレットに移動させてます。
間奏でもこのコード進行ですね。
EADGBE
X0222X
↓
EADGBE
X0444X
♪ だれよりもあなたが(6行目)
ここはF#mの4弦4フレットから半音ずつ降りていって、
F#m7に着地します。
以上、わかりにくいところだけ文章にしてみました。
自分としては98%くらいのコピーができたと思ってるんですが、
いかがでしょうか。
ここは違うのでは? って思われてるかもなあ。
それにつけてもふたりのコーラス、美しいですね。
ふたりの歌唱力と互いの音への神経の張り方も大きいのですが、
バックにこのコード進行があるからこそなんですよねえ。
玉置浩二、変人かもしれませんが、
作曲は王道コード進行です。
このギター、うめはらなかせでカバーしたいけど、
女性キーだとEは無理なので、
別のコードじゃないとできません~~~~~~