うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

耳コピの愉しみ

どんなことでもそうですが、

あっ、もうちょっとでできそう!

ってときが一番ワクワクしますね。

いまギターの耳コピをしていて、

そうだ、これだ! 

と気づいたときなんです。

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ハンバートハンバートがカバーしてる

ひこうき雲

のギター。

キーがEなので、プレイキーもEだと思ってたら、

2カポのDだとわかりました。

車の中でこの曲が流れて、ふと気がついたんです。

 

ふつう、Dの音をEと聴き違えたりしないんだけど、

この曲の場合、Dで特徴的な1~3弦をほとんど鳴らしません。

それとAmaj7を弾いてるときの音が、

EADGBE

007600

という開放弦を多用したキラキラコードに聴こえたんです。

このAmaj7が使われてるなら、

キーは間違いなくEだと思ってたわけです。

 

ところがEでコピーしてると最初のリフがなんか弾きづらい。

耳コピの経験上、弾きにくいリフって疑ったほうがいいんです。

だれだって楽に自然に運指できるほうがいいですよね。

ハンバートハンバートだって、

さて前奏はどうしようか

と考えるときは、素直にプレイキーのポジションに

指を置いてから動かし始めるはずです。

そうすると、Dなら自然に最初のリフが弾けるんです。

 

いまこれを読んでる人は、

どんな難しいことやってるんだろうって

想像しておられるかもしれませんが、

実はとっても簡単なリフです。

お恥ずかしいくらい。

といったらハンバートハンバートにシツレイですね。

とってもシンプルってことです。

ハンバートハンバートって、

ぼくくらいのレベルの人間でも、

頑張ったらできそう!

って思わせてくれるギター弾きなんですね。

だから最初から無理だとあきらめずに取り組めます。

 

でも、逆にプレイキーがDだとすると、

EでAmaj7だと考えた部分は、

DでGmaj7になります。

このコードはどう弾いてるんだろう

と新たな謎が浮かびます。

あの開放弦の音はどうやって出してるのか。

何十回もそこだけ聴いて、いろんなポジションを探してみて……

耳コピが終わるまでまだまだ時間がかかりそうです。

完成したら、いつかここで「コードの話」として

紹介できたらうれしいです。

 

こうやって少しずつ少しずつ謎をほぐしていくように耳コピしても、

なかせさんの歌に合わせてハモをつけてみたら、

やっぱりよくないってこともしょっちゅうです。

すべてのサケが産卵場所までたどり着けないように、

やってみたい曲がライブで演奏できる確率は、

3分の1とか5分の1とかほんのわずかです。

それで年間30曲ずつレパートリーを増やしてるって、

すごいことだなと、自画自賛してしまいそう。

あ、そういえば耳コピが必要な曲のほうが少ないんだった。

だいたいの曲はYouTubeチュートリアルが見られますもんねーー

 

カバーしてるアマチュアバンドがありました。

www.youtube.com