今年って、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」
公開40周年の年だったんですね。
ネットニュースによると、
1977(昭和52)年に全米で公開され、
世界中でディスコ・ブームを巻き起こしたディスコ映画。
日本では翌年に公開され、国内でもディスコが流行し、
「フィーバー」は流行語にもなった。
ってことで、パチンコでもフィーバーするとか言うてました。
映画は見てないんですが、音楽はとても印象に残っています。
なぜって、映画音楽はビージーズが演奏してると聞いたから。
「ステイン・アライヴ」
「恋のナイト・フィーバー」
「愛はきらめきの中に」
名曲ぞろいですが、ファルセットボイスとかディスコミュージックとか、
ぼくのなかでのビージーズのイメージを裏切るものでした。
「メロディ・フェア」「若葉のころ」
「イン・ザ・モーニング」
など、こちらも名曲ぞろい。
うめなかも「メロディ・フェア」をカバーしています。
このあたりのビージーズは、
カントリー・ロック・フォーク風味のあるポップスって感じで、
とてもさわやかなサウンドで、フィーバーとは大違いですよね。
さらに初期の頃はぼくでも知ってるヒット曲がいっぱい。
「マサチューセッツ」
「ワーズ」「ジョーク」「傷心の日々」
大好きだったのがデビュー曲
「ニューヨーク炭鉱の悲劇」です。
このタイトル、この転調、このハモ、すべてに、
若かったぼくは参りました。
と、ここまでビージーズのことをネットで調べていて、
「ステイン・アライブと胸骨圧迫」
という項目がウィキペディアにあるのを見つけました。
この曲は平均のテンポが103/分ということで、
心臓発作を起こして倒れた人に行う胸骨圧迫(心臓マッサージ)で
推奨されている100/分の速さにほぼ近いということを、
米イリノイ大学医学部の研究チームが2008年に発表した。
そのため、胸骨圧迫の速さを覚えるためにもこの曲が使われることが多い。
日本では、「アンパンマンのマーチ」「ドラえもんのうた」「帰ってこいよ」
「Diamonds」「世界に一つだけの花」「夏色」などが、
胸骨圧迫に近いテンポとして推奨されている。
へ~! ですよね。
ビージーズの三人組(ギブ三兄弟)はすでに二人が亡くなっていて、
ステイン・アライブしているのはひとりだけ。
そうでしたか。さびしいです。
ちなみにぼくは契約書なんかに捨て印を押す場所を間違えたとき、
取り消しもできず、心のなかで「ステイン・アライブ」を、
よく口ずさんでいました。