この黒い管、木には見えないですもんね。
黒檀がありますが、全く別物です。
グラナディナ
アフリカの熱帯雨林に育つ木で作られています。
昔は柘植や象牙だったそうですが、もろくて
この木に変わっていったそうです。
クラナディナの100年ものを伐採 3年寝かして
製品にします。
寝かしている間に割れたり、変形したりで使い物にならないものも多く
今、自然破壊の問題もあって、使い物にならないものを粉砕
グラスファイバーにして作られるようになりました。
でもガラスですから、割れるリスクも多いようです。
お値段は、天然ものと変わりないとお話ししてくださいました。
バスクラリネットに替えて演奏してくださいました。
https://www.youtube.com/watch?v=Tdxa6DYIo-Y
今回、私が一番驚いたことはね、
遂げたってことでした。
音楽と産業革命を結びつけることなんて考えてみたこともなかったですしね。
金属加工はもとより。蒸気機関車(おそらくベートーヴェンの時には
走っていたんでしょう)によって楽器商や製作者が作曲家のもとに行き
こんな楽器をつくりましたが、これで二重奏でも。と作曲家に勧める。
営業するんですね。
演奏家の往来も楽になったでしょうしね。
そう思うと、クラシック界は閉鎖された世界じゃなくて
新しいものを取り入れていたんだなあ。と思いました。
新しい音を作りたい、そんな気持ちを抱く作曲家もいたでしょうしね。
ほんと、知らないことを知るって楽しいです。
みんな知ってることかもやけど。
ちょっとだけ、つづく