昨日から寒さが緩んで、今日はお客様感謝デー。
そしてトランプが大統領に就任する日。
グリーンランドを買いたいって発言、
びっくりしました。
グリーンランドは、地理的には
アメリカ大陸の一部に分類される
と、ウィキペディアにありました。
たしかにこの地図を見たら、グリーンランドは、
アメリカというかカナダに近いです。
カナダとデンマークは、中間にあるハンス島の領有を
めぐって争い、結局、半分っこしたそうです。
(ウィスキー戦争)
それが決着したのが2022年のことだそうで、
最近でもそういうことがあったんですね。
グリーンランドと名づけたのは、
極北の地で「緑の国」というのは願望なのでしょう。
で、今回のトランプ発言。
ビジネスマンのトランプからしたら、
国を相手にしたM&Aみたいなことでしょうか。
グリーンランド社の資源を、
デンマークホールディングス社が活かしきれてない。
あんたらができんにゃったら俺らが代わって
経営したほうがみんなハッピーになれる、
ってなもんで。
企業買収だったら株主が賛同したらOKですけど、
国の場合はどうなんでしょう。
株主にあたるのは国民なのでしょうか。
でもグリーンランドはデンマークに植民地にされてたんですよね。
植民地にした側は正当な国の主権者といえるのかどうか。
一方で、グリーンランド住民の9割は
カラーリットと呼ばれる先住民のイヌイットだそうで、
彼らがアメリカに帰属したいといえばそうなれるのか。
彼らはグリーンランドの正当な主権者といえるのか。
ここは自分の国だと主張する権利って
どこから出てくるんでしょう。
3000年前に王国があったから、
自分たちの領土だと主張するイスラエルに
違和感があるぼくには興味深い問題です。
歴史を見れば、
土地は力の強い者が奪うのが当たり前でした。
インディアンがユダヤ人のように、
昔からアメリカは自分たちの国だったといっても、
弱者ゆえにその主張は通りません。
力による一方的な現状変更
で、いまの世界地図ができてるわけです。
グリーンランド、どうなるのかなあ。
ぼくだったらアメリカに高く売り渡して、
悠々自適を決め込むかなあ。
グリーンランドのことを考えてたら、
奈良のドリームランドを思い出しました。
2006年まであったんですね。
この跡地だったらトランプに売っていいんじゃないかしら。
グリーンといえばこの歌を思い出します。
ニュー・クリスティ・ミンストレルズのこの歌。
明るく陽気な曲だと思っていたら、
そうでもないようです。
こんなブログがありました。