とある業界紙のコラムを読んでいたら、
うたわれなくなった唱歌について書いてありました。
うたわれなくなったというのは、
教科書から消えたという意味ですね。
その理由はいろいろのようです。
ちょっと引用させていただきます。
赤い靴
「異人さんに つれられて 行っちゃった」
という歌詞が「誘拐」「拉致」を連想させる。
赤とんぼ
「十五で姐やは嫁に行き~」というところ、
民法上女性が結婚できるのは18歳以上だから法律違反だし、
「姐や」は禁止語なので「お手伝いさん」と呼ぶべき。
たき火
煙やダイオキシンが発生するので許可なくしてはできない。
だからうたう機会もなくなった。
てるてる坊主
「それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ」
って3番の歌詞が恐ろしいから。
カモメの水兵さん
戦意高揚の歌だから。
(水兵さんを歌にするのは軍国主義なんですかねえ)
月の砂漠
朝日新聞の記者が、現実の砂漠(沙漠)ではありえないと批判。
遊牧民は水を運ぶのに水甕ではなく皮袋を使う。
まして金属製の甕では中の水が煮立ってしまうと。
この歌の舞台は「砂漠」ではなく「沙漠」であり、
水分を含んだ海岸の砂であることから、この批判は的を射ていない
と上のサイトにありました。
靴が鳴る
この「靴」は軍靴で、
「おてて つないで」とは全員でひとつになって、
すなわち軍靴を鳴らしながら敵陣に向かうことだから。
(って、それはめっちゃ拡大解釈ですねえ)
靴が鳴るマーチ ~ こんな罪のない童謡にまで歴史修正主義者の魔の手が伸びている!! - のんきに介護
コラムによると以上のような批判があるそうです。
本当かどうかは検証できてないですけど。
あと「めだかの学校」も「背くらべ」も問題ありってことで、
学校でうたわれなくなったそうです。
理由はわかりません。
この本に書いてあるかも。
教科書から消えた唱歌・童謡
でも、どれも懐かしい歌です。
消えてしまうのはもったいない。
この唱歌、問題ありでしょうか?
ってタイトルで、うめはらなかせでも、
唱歌メドレーをうたってみましょうかねえ。