こないだテレビを見てたら変わった花が出てきました。
ぼくは花にはなんの関心もないんですけど、
音に関係する話なんで紹介します。
南アフリカの海岸に咲くオルフィウムって花。
おしべがグルグルにねじれてて、
花粉袋が開いてないんだそうです。
虫がいくらつついたり、こじ開けようとしても、
中の花粉を取り出すことができません。
これでは花粉が運んでもらえず、子孫繁栄は無理。
ところが、クマバチだけは花粉袋を開けることができるんですって。
どうやってクマバチとほかの虫を区別してるかというと音。
オルフィウムはクマバチの「ド」の羽音にだけ反応して
花粉袋を開く性質を持ってるんだそうです。
どんな虫にもおしべを開いて受粉機会を増やすオープン戦略ではなく、
クマバチと専属契約を交わして、確実に受粉できる
絞り込み戦略をとってるってことですね。
お客さんを会員に限定するコストコみたいなもんですかね。
詳しくはここに。
あと英語なんですけど、動画も紹介してありました。