うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

Thrilling

 

マドリードに着いて、まず注意されたことは「スリ」でした。

首からパスポートをぶら下げること、バッグは持たない事。

 

バッグを持たないってそんな事むりですやん。

スーパーの袋みたいなのに入れて歩いてくださいって。

バッグを持ってるだけで狙われるって。

 

だからね、スリ対策の大きめの斜め掛けバックを作っていったんです。

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ファスナーをつけて、スーツケースの鍵をひっかけるフックも

つけました。

 

これを肩からかけて、いざマドリードの地下鉄に乗り込みました。

「あれがスリ

電車を降りるなり、友人がいいました。

「行き過ぎるまで待つから。」

二人連れの若い男女が横を通っていきます。

スリは二人連れ、すったものを手渡す人が必要です。

 

ほんまかいなと思ってみていると、

改札を出ずに、反対側のホームへ行きました。

 

それから何度もスリやから気を付けるようにと指示が出たんです。

 

最終日、リスボンの細いみち。

「なかせさん」後ろを歩いていた友人から声がかかり、

慌てて、カバンに手をやると人の手に触れたのです。

 

8人連れの隙間にスルリと入ってきてねえ。

若い女の子でした。

バッグはこんな感じで開いてたんです。

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中に黄色い財布が見えるでしょ。

実際にはもっと沈んでるんですよ。ぶら下げてるから。 

バッグの中を確認すると、被害はなく胸をなでおろしました。

 

スリに遭遇するThrillingな体験をしたんですけどね、

わたしにスリはできません。

デブスリムリです。

スリムじゃなきゃできません。