うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

時代屋People

昨夜は茨木市にある時代屋さんでのライブでした。

普段はメモを取りながらライブを観るのですけれど、

なんせスペースのないお店で、座れるかどうかもわからないので、

はなからメモはあきらめました。

なのでうろ覚えですけれど、ざくっとした印象を記していきましょう。

 

Mama de Hamoruca

女性三人組、ギター、カホン、キーボード&ハーモニカです。

キーボードの女性が途中からハーモニカにチェンジして

情熱大陸」などを演奏されました。

ハーモニカ、ええ音してましたねえ。ほんとお上手。

ギターがまたかっこいいんです。

昨日はたくさんのギター弾きが登場しましたが、

一番ぼく好みの、かっこいいと感じるギターでした。

教えてほしいなあって思いましたねえ。

で、またミニスカート姿なので脚フェチとしてはそこにばっかり目が!

ただしバンド名ほどはハモる場面がなかったのは残念!

 

ファンファン

いつもながら文句のつけようのないファンファンさんなんですが、

かかしさん曰く「ファンファンがこんな曲をやるのか」という歌と

もう1曲オリジナルをされました。

たしかにカバー中心のファンファンさんにしては異例ですね。

どちらも初めて聴きました。

アップテンポでノリのいい曲がウケる時代屋さんなので、

しっとりした曲は冒険だと思うのですが、そこはマンガさんのこと、

しっかり聴衆をつかんでおられました。

かかしさんのギター一本演奏はぼくといっしょなので

親しみを感じますねえ。

だけど、もう安定していてまったくミスもなく危なげなし!

ちぇ~~

 

うめはらなかせ

昨日は3.11だったので、消防団員さんのことを歌にした「しゅらら」を

久しぶりに演奏しました。

なかせさん、ハンドマイクでうたうことを勧められ、

手が震えながらうとてはりました。

セットリストは――

1234(ファイスト)

サンライスノラ・ジョーンズ

ありふれた今日(関電コマーシャル)

しゅらら(ソラスのJohnny Has Gone for a Soldier)

海を見ていた午後(荒井由実

秘宝館の絵(ムソルグスキー展覧会の絵

We Are The Champions(クイーン)

 

Saeu

これ、と発音するみたいです。

韓国語でエビって意味。

ギターとボーカルの男女デュオで、

ギターを弾く男の子が韓国人という珍しい組み合わせです。

男の子が19歳、女の子が23歳ということで、

この二人、どういう関係なんやろーーって、ぼくの頭の中はそればっかりでした。

ぼくの妄想の世界ではすごいことになってるんですけど、

実際の演奏は大阪のおっちゃんらのあの喧噪の中にあって、

一服の清涼剤。

とっても清澄な世界でしたねえ。

韓国語のポップスが聴けて良かったです。

 

うっかり~ず

男三人バンド。ギター2台とカホンです。

中のおひとりが今年還暦だそうで、ぼくらよりかなりお若いです。

なのでスピッツなどけっこうお若い歌を熱唱されました。

還暦の男性が奥さまを亡くされたときにつくられたオリジナル曲を

うたわれたのが印象的でした。

 

ベイスロープス

大阪の江坂に縁があるってことで、江坂を”英訳”して、

ベイスロープスなんですって。

ボーカル、エレベ、ギター、カホン、キーボードの5人組(?)。

メンバーのおひとりはなんと名古屋から新幹線で来られたとか。

ぼくにはとんと縁のない大阪弁ブルースの世界が堪能できました。

あとで訊いたら、上田正樹と有山淳司の曲を中心に演奏されたそうです。

めっちゃ盛り上がりましたねえ。

とくにボーカルの男性の歌、ステージング、

達者でした。役者でした。オシャレです。

坐骨神経痛を患っておられて杖をついての登場だったんですけど、

曲が始まるや、杖は放り捨て、身振り手振り、腰振り首振り、

熱くも楽しいナンバーをうたいまくられました。

いや~~~、音楽っていいもんですねえ。

 

Misty Train

まったくもって素晴らしい音ですねえ。

ボーカルの女性、歌がめっちゃお上手で、

あんだけようコブシがまわるなあ。

昨夜の歌唱賞はMisty Trainさんでしょう。

ノラ・ジョーンズの曲をうたわれましたが、

これぞノラ・ジョーンズです。

うめなかのあれはなんやったんやろ。

ギター2台のコンビネーションも気持ちよかったし、

ドラムスの女性がまた、かいらしいのに精確なリズムでねえ。

ボサノバ、ジャズ、ポップスが融合した世界で、

高級レストランでの生演奏とか似合いそうです。

 

てことで、自分らの演奏よりも他の出演者の演奏を聴くことが

メインになる時代屋さんライブです。

うめなかはいろんなジャンルの曲を取り上げるので

普段は意識していなかったのですが、

改めて自分たちはフォークデュオだと自覚しました。

演奏技術が最低という部分でもそうなんですけれど、

まあ、そこはさておいて、

歌を基本に、それをハモることを心がけるという意味でも、

歌の言葉を届けようという意欲においても、

もっとフォーキーでありたいと思いました。

それこそがうめなかが追求していくべき核心だと思い知った

3時間? 4時間でした。