昨日は京都・三条木屋町、モダンタイムスさんで、
「スローミュージック☆大人バンド大会」でした。
(写真はみるぞうさん撮影)
モダンタイムスさんは開店12周年ということで、
店長のヒロさんからお話がありました。
オープンにあたって当初は町家カフェでもとプランを練るなかで、
音楽が聴ける場にできればというヒロさんの思いから、
オールディーズを演奏するライブハウスとしてスタートしたそうです。
ところが、それがうまくいかず、閉店の危機に!
この先どうしたらいいかと悩んだ末、
だれもが「ノルマ」なしに参加できる「スローミュージックライブ」を
始めたところ、少しずつ輪が広がってきたとのことです。
しかし、まあ、お金のないミュージシャンが気軽に参加できるようにと、
1ドリンク1フード付きで1000円は、
木屋町三条という、あの立地では破格ですよねえ。
ヒロさんのご苦労、いかばかりかと想像いたしました。
さて、「スローミュージック☆大人バンド大会」と銘打った
昨日のライブ、簡単に振り返ります。
きのしたあきら
大阪出身で、滋賀在住、京都の歌をオリジナルで作詞作曲し、
うたわれるという、ド迫力のソロシンガーでした。
(ぼくより2個お若いそうで)
松山千春みたいな発声の、力強い歌唱が印象的でした。
実は演奏をビデオ撮影してほしいと頼まれて、
ボタン押すだけとかじゃなく、けっこう操作法も教わって、
これは失敗できんというプレッシャーで、
演奏のほうはじっくり聴けませんでした。
TRC
スリーラビットクラブの略称でした?
今年7月に結成されたばかりで、
キーボード、エレキギター、ボーカルの三人組。
ボーカルの女の子が21歳! なんと初々しいことでしょう。
キーボード(女性55)とギター(男性58)、めっちゃ上手でした。
西野カナ「トリセツ」で始まり、今井美樹「 piece of my wish」
で終わるという、普段のぼくらのライブではなかなか聴けない、
若々しい選曲でしたね。
おとぎぞうし
おなじみ、みるぞうさん、ほ~り~さん、じゅんこちゃんの三人。
京都産業大学フォークソング部(?)伝承のオリジナルソングで始まりました。
MCも三部ハモもすっかり安定感を増して聴きごたえたっぷり。
オフコースの曲(タイトルは失念)がとくにきれいでした。
じゅんこちゃん、素直で丁寧な歌です。
さながら「掃き溜めに鶴」ですかねえ。
うめはらなかせ
いつもながらすごい緊張するんですよねえ。
新曲が2つと昔一度だけやった復刻曲が1つありまして、
とくに「人生の扉」は構想10年以上、練習半年にして、
ようやく発表にこぎつけられました。
「ドイツからはるばるメルケル首相が来られました!」
となかせさんを紹介するギャグもなんとかウケました。
うめなかの演奏曲は――
北ミサイル(北酒場の替え歌)
猫になりたい(スピッツ)
からたち野道(THE BOOM )
新しい私になって(熊木杏里)
巷のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド替え歌)
Video Killed the Radio Star(バグルズ)
人生の扉(竹内まりや)
*アンコールちょうだいして厚かましく演奏しました。
We Are The Champions(クイーン)
でした。
おいでくださったお客様、演奏者の方々、
モダンタイムスのヒロさん、スタッフの皆さん、
ありがとうございました。