「グッドワイフ」というアメリカドラマがあるんです。
ジャンルは法廷ものですが、法廷&政治ものといったほうがいいかも。
主人公は弁護士の女性で政治家(州検事・州知事)の妻なんです。
アメリカでは州検事は選挙で選ばれる公職なんですよね。
主人公の妻も弁護士事務所のパートナー弁護士で経営メンバーなので、
事務所の運営をめぐって、えげつない駆け引きがあります。
(女優さんは医療ドラマ「ER」で看護師役をしてた人)
ぼくはNHKで放映してたのにハマったのですが、
放映はシーズン4まででした。
このたびアマゾンのFireスティックというのを買ったので、
家のテレビで、シーズン5以降が見られるんです。
その10話くらいで音楽著作権の訴訟が取り上げられたので、
ここに紹介しますね。
Aという人気ラッパーがうたっていた曲を、
売れないミュージシャンBが、歌詞はそのままで
メロディーを変えてネットに流していたところ、
今度はそのBの曲を、ドラマ主題歌としてCが、
メロディーそのままで歌詞を変えてうたったのが大ヒットしたので、
BがC(テレビ局側)を盗作で訴えるというややこしい内容です。
なおややこしいことにテレビ局はAの曲の二次的著作権を独占取得していて、
これによってアレンジ曲は保護されることになるので、
Aの曲を無断使用したBを権利侵害として逆提訴するということに。
そもそもBがなんでAの曲をアレンジしたかというと、
「ラップの曲をリック・アストリーがうたったら笑えると思ったから」
なんだそうです。
黒人独特のラップの歌詞を白人の子がうたうとおかしいのでしょう。
カントリーミュージックを黒人がうたうと奇異に感じるのと同じなのかも。
わかるようなわからないような……
ちなみにリック・アストリーはこの人。
80年代にヒットしましたね。
容姿のわりに太い声。たしかにからかいたくなる気分もわかります。
とここまで書いてきて、紙数がつきました(長すぎましたね)。
さて、気になる判決は、あさっての日記に……。
だれが興味あんねん!