なかせは、この時期忙しいんです。
だんなが、桜と紅葉の頃はあちこちとでかけるもんでね。
櫟野寺 十一面観音
今年、三十三年ぶりの御開帳と聞いて
とりあえず行ってきました。
ただただありがたく、手を合わせました。
櫟野寺、のどかな何もないところ。
おっさんの説法の時、家猫(寺猫)が御開帳の厨子にはいらんとして
おっさんはてんやわんや。ほんまに京都のピリピリした
お寺さんとは違って、ほのぼのとした気持ちになりました。
三十三という数字は、観音様が三十三のそれぞれ違った姿に身を変えて、
人々を救ってくださるということにちなんだものなんだそうです。
ほれ、三十三間堂も三十三箇所巡りもこの繋がりですよね。
そんな観音様の手には、御手糸と呼ばれる五色(緑黄赤白紫)の紐がつながれていて
お線香あげるそばの宝寿に結んでありました。
その紐を摩ると観音様に通じて、ご利益があるんですって。
しっかりと摩ってきましたよ。
うめはらさんにも、ちょっくら分けてあげましょう。
後 一週間、紅葉巡りは続きます。