うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

こんますこんまります

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターって

日本人なんですね。

樫本大進さんって方ですか。

こないだテレビで紹介してました。

 

 コンサートマスターは、いわばオーケストラのまとめ役。

指揮者と楽団員との間に立ち、指揮者の指示を楽団員に、

あるいは楽団員の意見をまとめて指揮者に伝える、

きわめて重要なポストだ。

 

 ということらしいです。具体的には、

 

 細かな音の出だしや切るタイミング、

それに表現においての微妙なニュアンスは

指揮者だけでは指示しきれないことも多いので、

そんなときに皆はコンサートマスターを見ながら演奏します。

 

演奏中にどうやって楽団員に指示するかというと、

ちょっと大きめの動作をするんです。

オーバーアクションってやつですかね。

素人が見ると、え? そんなんでわかるの? 

っていうくらい小さな動きでした。

後ろから見ている楽団員もいるので、

その瞬間だけ後ろ向き加減で弾いたり。

これだけで伝わるなんて、オーケストラは

全員の集中力がハンパないんだなって感じました。

 

それにひきかえ、うちのなかせさん。

曲によっては毎回間違えるとこがあるので、

そこに来る手前で、ぼくがギターを大きめに揺らしたりして

知らせるんですが、まったく気づかないまま素通りして

案の定間違えます。

それとかキーボードが必要な曲なのに

手ぶらでうたいだそうとするときもあって、

そんなときも身振りでキーボードが置いてある場所を指すのですけれど、

やっぱり気がつかないので、とうとう口で指摘する羽目になります。

まったく意思疎通できないうめはらなかせであります。