うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

リー将軍と平将門

昨日の朝刊に、トランプ大統領「双方に非がある」発言して

物議をかもしたというような記事がありました。

はて、なんのことだろうと思ったら、

こういう事件があったんすね。

 アメリカでは、バージニア州にあるシャーロッツビルという人口5万人ほどの街で、白人至上主義のグループとそれに反対する人々との間で衝突が起き、3人(1人の市民と2人の警官)が死亡する事件があった。

 

その背景に銅像があるんだそうです。

 シャーロッツビルには、南北戦争において南軍の司令官をつとめたロバート・エドワード・リーという人物の銅像が建てられている。

このリー将軍銅像の撤去が、市議会によって決議されたことが、今回の衝突の発端となった。ちなみに、リー将軍個人は、奴隷制には反対の考えを持つ人物だったといわれている。
南北戦争時代と違って、多くの人種が共存するリベラルな大学町となっている現在のシャーロッツビルにおいて、多数派の住民は、南北戦争時代の英雄を称えるモニュメントを町の中心に飾っておくことに、あまり良い感情を持っていない。

住民の人種構成も、人間観も、政治意識も、銅像が建立された当時のものとは違っている。
であるから、リー将軍は、19世紀の人間であったということを差し引いても、もはやあまり尊敬されていない。 

一方、白人至上主義者にとって、リー将軍は、バージニアが白人の天国だった時代を象徴する英雄であり、彼らが取り戻そうとしている過去を体現していた人物でもある。

とすれば、白人至上主義を標榜するグループの人間にとって、銅像の撤去は、時代が、自分たちの望まない方向に動いて行くことを可視化させる出来事であるはずで、なんとしても阻止せねばならない堕落への第一歩だということになる。

で、彼らは、インターネットを通じて全米各地のネオナチや、オルト・ライトオルタナ右翼)に支援を呼びかけ、この支援の呼びかけが、シャーロッツビルという小さな町に、全米から武装した民兵集団を含む多数の白人至上主義シンパが集結する結果を招いたわけだ。

 

という背景があって衝突に発展したという記事を読んで、

へ~~っと思いました。

南北戦争の登場人物といえばグラント将軍とリー将軍ですね。

西部劇なんかでよく出てきました。

もはや歴史上の人物で、いまの価値観で

良い悪いは言ってもしょうがないと思うのです。

ちなみにジーンズのLeeとは関係ないみたいです。

 

日本だったら反乱軍の将はたとえ敗れたといえども、

神に祀り上げて、たたりがないように霊を鎮めましたね。

平将門みたいに。

それは敵味方に分かれた人々の融和を

図るための知恵でもあったと聞きます。

つくづく彼の国との違いを思い知らされました。

 

つくづくといえば、昨日の練習になかせさんが持ってきてくれた

東京ばな奈。これはつくづく食べ飽きたなあ。