伊勢参りに行ってきた息子がお土産を買ってきてくれました。
見慣れた赤福はなくて、この三種。
右下は赤福の色違い?
いすず野あそび餅
といって、白小豆と手亡豆を合わせた白あん、
大麦若葉の緑あん、とうもろこしの黄あん、
黒砂糖風味の黒あんの4種類でした。
ふつうの赤福のあんは入ってません。
手亡豆(てぼうまめ)
って初めて知りました。
単に「手亡(てぼう)」とだけ書かれることもある。
とネット事典にありました。
どれも一味変わっていて、おいしかったです。
(とうもろこしの黄あんだけ食べてません)
創業310年の赤福が土産用新商品を出すのは
なんと100年以上ぶりなんだとか。
きっと赤福と新商品がセットで売れてることでしょう。
あ、息子は定番の赤福を買ってこなかったなあ。
ばかばか。
その左隣が、
おかげ犬サブレ
伊勢に行きたくても、行けないご主人の代わりに、
おかげ参りをしたとされるのが「おかげ犬」です。
「おかげ犬」には注連縄やお金が付けられ、
道中の旅人、街道の人々に支えられながら、
無事におかげ参りを成し遂げたと伝えられています。
という話は聞いたことがあります。
にわかには信じられませんよね。
犬ってそんなことまでできるんでしょうか。
知らないところに連れてこられて飼い主の家まで帰る
ってことならまだ理解できるんですけど、
たとえば江戸から伊勢まで行って帰る?
しかも道中の人々が世話をする?
江戸時代って、どんな社会だったんだろって思います。
でも、このサブレ、おいしかったんです。
最後に、いちばん上が、
へんば餅
あんこの入った焼きもちですね。
名前の由来は「返馬」(へんば)から来ているとされ、
各地から馬等で伊勢神宮を参拝する人達が宮川を渡る際に、
馬を返させる場所があった。
そこで振舞った茶菓子であることから付けられた名前であるという。
ただし、当時の馬を返していた場所と現在の店舗の位置は一致しない。
また、痘痕(あばた)の方言「へんば」との関係も指摘されている。
とウィキペディアにありました。
このへんば餅は京都人におなじみの下鴨の焼き餅に似てます。
下鴨の焼き餅のほうが賞味期限が短いからか、
焼き立て感があるので、ぼくは下鴨に軍配を上げました。
そう、賞味期限で思い出しました。
ってCM、この頃やってませんね。
賞味期限の偽装騒ぎ以降、ずっと自粛が続いてるんでしょうか。