うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

山椒と木の芽が同一と知らないのはハジカミ?

うめなかは山椒というか木の芽の歌をうたってます。

山椒が木の芽と同じ植物だと知って、

感激してつくったんですね。

(この年で知らん人のほうが稀有らしい)

木の若芽を指す「木の芽」という一般名詞が、

山椒の葉を表す固有名詞になってるのは、

ほかの植物の木の芽を利用することがないからでしょうか。

 

こないだの単独ライブでも演奏しました。

木の芽ムーチョ

1:22:30~

www.youtube.com

 

山椒は若葉や果皮は香辛料として、

薬用としても使われて、大いに役立つ植物なんですね。

ここぞというときに活躍します。

クリープを入れないコーヒー以上に

粉山椒をかけない鰻のかば焼きはありえないし、

鬼あられにも山椒は欠かせません。

それでリスペクトのあまり歌にしたわけです。

山椒はミカン科サンショウ属。

別名、ハジカミ。

いま品薄で高騰していると新聞にありました。

クラフトビール、ジンなどの酒類

ナック菓子やラーメンなどなどへ用途は広がってるのに、

農家が高齢化して収量が減ってるのだと。

 

サンショウの収穫は手作業で、

実が熟するのは真夏で炎天下での仕事になるとか。

木の芽の収穫はその前ですね。

種から数えてのべ3年かけて葉を育てて、

新芽を摘み取った後の葉は硬くなるので収穫せず、

苗は廃棄するそうです。

(木の芽はピンセットで収穫する)

そら高いはずですね。

家庭菜園でちょこっとつくるって難しいみたい。

 

料亭やレストラン向けに出荷される木の芽と、

サンショウの木から採れる木の芽、山椒は違うんでしょうか。

こんな記述もありました。

 

サンショウは春〜初夏にかけて新芽、

夏〜秋にかけて果実と、

落葉期を除いたほぼ一年を通して収穫することができ、

料理にアクセントとして幅広く利用できます。

 

これを読むと家の庭にサンショウの木があれば、

年中収穫できそうですけど、

育て方は難しそう。

 

これ、スーパーで買ってきました。

ピリッと辛いですけど、

鬼あられの塩味バージョンって感じ。

バンザイ山椒

 

さんしょもち

京北町で売ってます。

お出かけ好きななかせさん、食べてきてください。

totteoki.kyoto.travel

 

でも、なんでも過ぎたらあかんのですね。

江戸初期の「庖厨備用倭名本草」 って専門書には、

蜀椒五月に食すれば気を損し、心をやぶりてものわすれす

「宜禁本草」には

蜀椒十 月に食すること勿れ。

心気を損し、多く忘れる。

多く食すれば気を乏しくする

とあるそうです。

本草ってのは薬物学ってことですか。

山椒を食べ過ぎたら物忘れするようになる

って、ほんまやろか。