うめなかは山椒というか木の芽の歌をうたってます。
山椒が木の芽と同じ植物だと知って、
感激してつくったんですね。
(この年で知らん人のほうが稀有らしい)
木の若芽を指す「木の芽」という一般名詞が、
山椒の葉を表す固有名詞になってるのは、
ほかの植物の木の芽を利用することがないからでしょうか。
こないだの単独ライブでも演奏しました。
木の芽ムーチョ
1:22:30~
山椒は若葉や果皮は香辛料として、
薬用としても使われて、大いに役立つ植物なんですね。
ここぞというときに活躍します。
クリープを入れないコーヒー以上に、
粉山椒をかけない鰻のかば焼きはありえないし、
鬼あられにも山椒は欠かせません。
それでリスペクトのあまり歌にしたわけです。
山椒はミカン科サンショウ属。
別名、ハジカミ。
いま品薄で高騰していると新聞にありました。
スナック菓子やラーメンなどなどへ用途は広がってるのに、
農家が高齢化して収量が減ってるのだと。
サンショウの収穫は手作業で、
実が熟するのは真夏で炎天下での仕事になるとか。
木の芽の収穫はその前ですね。
種から数えてのべ3年かけて葉を育てて、
新芽を摘み取った後の葉は硬くなるので収穫せず、
苗は廃棄するそうです。
(木の芽はピンセットで収穫する)
そら高いはずですね。
家庭菜園でちょこっとつくるって難しいみたい。
料亭やレストラン向けに出荷される木の芽と、
サンショウの木から採れる木の芽、山椒は違うんでしょうか。
こんな記述もありました。
サンショウは春〜初夏にかけて新芽、
夏〜秋にかけて果実と、
落葉期を除いたほぼ一年を通して収穫することができ、
料理にアクセントとして幅広く利用できます。
これを読むと家の庭にサンショウの木があれば、
年中収穫できそうですけど、
育て方は難しそう。
これ、スーパーで買ってきました。
ピリッと辛いですけど、
鬼あられの塩味バージョンって感じ。
バンザイ山椒
さんしょもち
は京北町で売ってます。
お出かけ好きななかせさん、食べてきてください。
でも、なんでも過ぎたらあかんのですね。
江戸初期の「庖厨備用倭名本草」 って専門書には、
蜀椒五月に食すれば気を損し、心をやぶりてものわすれす
「宜禁本草」には
蜀椒十 月に食すること勿れ。
心気を損し、多く忘れる。
多く食すれば気を乏しくする
とあるそうです。
本草ってのは薬物学ってことですか。
山椒を食べ過ぎたら物忘れするようになる
って、ほんまやろか。