今月はけっこう時間にゆとりがありました。
なので11月のある晴れた一日、
弦高調整をしてもらったマーチンを取りに行くため、
阪急四条から十字屋三条本店まで新京極を歩きました。
四条河原町で生まれ育ったぼくには懐かしい通りなので、
小学生の頃から見慣れた店を写真に撮ってきました。
どこも相当に歴史が感じられます。
阪本漢方堂薬局
薬局概要|漢方の力で健康をサポートする 京都の「阪本漢方堂薬局」
新京極四条の玄関口にある漢方薬のお店。
創業年はわからないんですけど、
たぶん70年前からこのままやったでしょう。
看板娘ならぬ看板じいさんの絵は覚えてます。
小学生のぼくは、恐いもの見たさでウィンドーを覗いてました。
透明の瓶に詰められたマムシが恐くてねえ。
いつもチラ見で通りすぎました。
その北にあった、かすてら饅頭「ロンドン焼」の店。
ロンドンヤ
うっかりと前を通り過ぎて写真は撮ってません。
ガラス越しに機械が焼いてる様子を見るとおいしそう。
見た目ほどおいしくないのはロンドン焼とコーラ、
香りほどおいしくないのはコーヒーだと思ってます。
錦天満宮
錦市場は昔の参道やったんでしょうか。
60年前はここの境内で「おみくじ雀」をやってました。
左り馬
老舗の化粧品店です。
高校時代、ぼくはニューエデンというバンドに入ってました。
ぼく自身は面識ないんですけど、
この「左り馬」のご主人は同じ高校の2年下で、
ニューエデンのファンだったとのこと。
ご主人のブログで読ませていただきました。
更科本店
創業明治7年。
何度も前を通ったけど、食べたことないです。
京都で、きしめんの店は珍しいですね。
ほかに知りません。
この右横の筋を入ったら公衆便所があったような……。
(十字屋)JEUGIA三条本店
開店がなんと午前11時半!(平日)
ゆっくりしたはります。
朝のはよから楽器・CDを買いに行く人、いてませんか。
1階に音楽グッズ以外の小物が売られてるのはちょっと残念。
矢田地蔵尊(やだじぞうそん)
かぼちゃ供養って、いまだとハロウィンにウケそう。
隣の交番は小説「ジュリーの世界」にも登場します。
ぼくの友だちが自転車に乗って前を通り、
なんべんも捕まってます(このあたり自転車通行禁止でした)。
生そば常盤
創業明治11年やそうです。
何度も前を通ってるのに入ったことないなあ。
そば屋というより町の食堂ですね。
北隣のまつたけ屋さん「とり市老舗」には恥ずかしい思い出が……
ここで折り返して市場に戻ります。
長くなるので続きは別の日に。