アマチュア（じゃなくても？）バンドにとって、
演奏時間は大きな関心事です。
与えられた時間内でどの曲を何曲演奏するか、
いわゆるセットリストを考えないといけません。
ぼくらの場合、持ち時間３０分というのがよくある単位です。
限られた時間内で曲数としゃべりのバランスをどうとるかが
腕の見せ所、てか、うめなかはしゃべってる時間が長いです。
演奏時間１０分ってこともありました。
１０分は最短かも。
こないだの向日市民祭がそれで、
事前の打ち合わせ、書類提出、当日のスタンバイなど
何時間も拘束されたわりに１０分だけ。
出演組数がすごく多かったのです。
お客さんは演奏がくるくる変わって退屈しないですみます。
で、こないだ見た映画、
で、演奏時間についても印象的な場面がありました。
クイーンが”ライヴ・エイド”の出演オファーを受けるとき、
出演者の持ち時間は一律２０分と説明されます。
時は１９８５年７月１３日、
会場はウェンブリー・スタジアム、
出演者は以下の名だたるミュージシャンです。
・スティング
・フィル・コリンズ・ポール・ヤング
・Ｕ２
・ザ・フー
史上最高のライヴ・イベントの舞台ですから、
たった２０分でも文句言えませんね。
このときクイーンが何曲やったか調べました。
Radio Ga Ga (RADIO GA GA)
Hammer To Fall
Crazy Little Thing Called Love
なんと６曲もやってたんですね。
ショート・ヴァージョンにしたりして、
短い間に詰め込んだんです。
後に「２１分間の伝説的パフォーマンス」と呼ばれてるので、
持ち時間を１分超過したってことです。
うめなかが時間オーバーするのと違って、
だーれも文句言わなかったと思います。
今朝の名画はイギリスの画家ターナーの作品。
xxx_Turner_-_Snow_Storm_-_Steam-Boat_off_a_Harbour's_Mouth_2510x1879
吹雪――港の入り口の沖合にいる蒸気船が、
浅瀬で信号を発しながら、
測垂で水深を確かめつつ進んでいく。
エアリエル号がハリッジから出航した夜、
作者はこの嵐のなかにいた（１８４２）
