テレビでやってたのでまた見ました。
何度見ても面白い。
今回、記憶に残ったのは、
新曲「ボヘミアン・ラプソディ」をシングルカットすると、
クイーンのメンバーが主張するシーン。
それにレコード会社の重役が反対します。
6分は長すぎるというのです。
3分以上の曲はラジオ局がかけてくれない
というのが理由です。
しかし、メンバーは一歩も引きません。
議論が膠着状態になったとき、
マネージャーのポールがぽろっと言います。
マッカーサーパークは7分あるけどヒットした
で、しらけた空気になるんです。
マッカーサーパークは関係ねえだろ、みたいな。
はて、「マッカーサーパークって?
調べてみると、
作詞作曲したのは、バート・バカラックと並んで
アメリカを代表する作何家として知られるジミー・ウェップ。
1967年にフィフス・ディメンションの
「Up Up and Away (ビートでジャンプ)」と
グレン・キャンベルの 「By The Time I Get To Phoenix」
(恋はフェニックス)」でグラミー賞を独占し、
天才ソングライターとして一躍時の人となったことで知られている
そうです。
どっちも聴いたことあります。
ジミー・ウェップはリンダ・ロンシュタットの
従妹にあたる女性(スーザン)と交際していて、
そのことを歌詞にしたそうです。
ふたりが偶然出会ったマッカーサーパークは、
スーザンが働いていた会社の向かいにあったとか。
この曲をうたったのがなんとリチャード・ハリス。
渋い俳優ですよね。
約7分半にもおよぶこの曲は、全米チャー卜で2位を記録。
ヒット曲といえば3分半くらいが普通だった時代に、
倍の長さの曲が売れたことは実に稀な出来事だったといいます。
その10年後の1978年、ドナ・サマーがカバーして、
今度は全米1位に輝いているそうです。
そういえば聴いたことがあるような。
売れる売れないは曲の長さと関係ないってことですね。
ちなみにうめなか最長の曲はなんやろか。
THE LEE SHORE?
だいたいお客さんの我慢の限度を考えて、
ほとんどの曲は3分以内にしてるんですよねえ。
最長でも3分半かしら。
さて、今日の写真は家族で夕飯に行った
洛西の「めだか食堂」でいただいたデザート。
おいしゅうございました。