うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

脱北夢

夢を見ました。

Josephus Augustus Knip_The Shelling of 's-Hertogenbosch during the French Revolutionary Wars (1800)

なぜか北朝鮮の一家にかくまってもらっています。

これからしばらく生活をともにするというので、

女性に案内されて見知らぬ家族のもとへ。

女性のだんなさんは意外に迷惑そうでもなく、

ぼくは食事が口に合うかどうかを心配しています。

すると女性がぼくに気を遣って、

タマネギのすったのを入れたから

と言って、青色の濁った飲み物が入った小瓶を渡します。

普段なら飲めない色に見えるのですが、

ぼくは感謝して手を伸ばします。

 

ぼくのような日本人がほかにもいて、

いっしょに村を出る日が来ました。

村は洪水に襲われたみたいに広大な茶色の水に浸っていて、

5階建てほどの集合住宅がポツンポツンと水面に顔を出しています。

もともと洪水を想定して、建物がかさ上げされ、

1階部が水上に出るようにつくられているようです。

ぼくらはバスに乗せられて快調に走ります。

 

そうするとバスに少し遅れて津波の茶色い波が追いかけてきます。

沿道にある建物が津波にかかると、まるで爆発したみたいに、

1階部の窓から水が激しく吹き出ます。

それが面白いくらい次から次にぼんぼんと。

10棟ほど連続して水が噴き出しました。

こんなんでよく1階に住む人がいるなあと感心します。

これは写真に撮っておかなくちゃとぼくはスマホを取り出しますが、

津波の速度が速くて、水爆発にタイミングが合わせられませんでした。

 

バスはやがて休憩施設に着きました。

案内してくれるのは中国人のグループで、

ここで食事をするようです。

なぜか中学の同級生で文武両道、スポーツ刈りの渡辺君といっしょでした。

テーブルもなにもない店で、どこに座るのかなあと訊いたら、

テキトーに床に座ってたら

従業員が小さな卓を置いてくで

と彼はいいます。

これから帰れるんだろうかとぼくは不安になっています。

そうそう、トイレにと思って、ぼくは目が覚めました。

 

 

添付の絵はジョセフス・アウグストウス・クニップの作品。

18世紀末〜19世紀前半のオランダの画家で、

主に風景画や静物画を描いた人だそうです。