母さんが夜なべをして手袋編んでくれた♪
歌にもあるように、半世紀ちょっと前までは、
家で編み物をするお母さんがいはりましたよね。
温かくて軽くって丈夫で、その上
洗濯機でOKなんてフリースが登場してから、セーターを
着るきかいが減りました。
まして編んで家族に着せるなんて、そんなめんどくさいことを
する人もまれになってきました。
なかせの編み物は、そんな高尚な目的でなくて
次々編みたい欲にかられてのもんなんです。
しかし、安物の毛糸で編むとギシギシと編針が進みません。
いい糸を買ってと思うと、一冬に多くても2枚が限度です。
そんな、なかせを知って、友人が編みかけていたカーディガンの糸を
解いて玉にしたのをくれました。
いい糸で、いい色で俄然はりきってあみだしたんですが。
見ての通り、解いた糸と新しい糸ではこんなに違って、
編すすむにつれて編み目が揃わず、意をけっして編んだ後ろ身ごろを
ほどいたんです。
お鍋にお湯を沸騰させて蓋をして、その間に糸を通して
蒸気で糸の癖をとりました。
癖をとった糸はこれだけ
昔のい人はよう考えてはりますね。癖がすっかり採れて真新しい糸に
かわりました。
これを巻き上げて。3時間近く。
SDGSですやんね。
10センチ四方に何目何段あるか勘定して、ゲージをとります。
本にある製図と自分の大きい体にあうように製図をしなおしました。
まずはここまで
アビリーンのライブには、とうてい間に合いませんわね。