うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

夢の中ではチャラ男です

さっきまで見ていた夢を書きます。

(夢を記録する習慣があるんです)

途中からしか覚えてないんですけど。



ぼくは本土の港から対岸の小島に渡る観光船に乗っていました。

30人ほどが乗れるくらいの小さな船で、

座席もイスじゃなくて桟敷のような設(しつら)えでした。

ほぼ満席状態で、あっという間に対岸に着きます。

 

船着き場に展望台があって、ぼくはそこに上がりました。

目の前に海が広がっていて、いま着いたばかりの観光客で、

展望台はごった返していました。

 

すると人ごみの中に知り合いの彼女がポツンといたんです。

仲間由紀恵にちょっと似てる女の子で、

ぼくも一人だったので、ちょうどよかったと話しに行こうとしたら、

そこにもう一人、知り合いの彼女が出てきて、

こちらも美人なんですが、なぜか二人は顔見知りのようで、

とくにうれしそうな様子もなく義務的な感じでしゃべっています。

二人が知り合いだったとはぼくはまったく知りませんでした。

それでちょっと背中に冷や汗のようなものが流れます。

 

二人とも連れはいないようで、偶然そこで出くわしたふうでした。

(夢の中の)ぼくは、どちらの女の子にも気があったようで、

しかも女性には自信があるタイプの男でした。

二人と付き合うまでにはいたってなかったけど、

どちらにも気のある素振りは見せていたわけです。

なので、とってもまずいと感じたぼくは、

そこから立ち去ろうとしました。

 

ところが、気づかれてしまいます。

うわぅ、どうしよう、どんな態度をとればいいんだろうと、

ぼくはドギマギしてしまいました。

しかし、二人はぼくに気づいたものの、

ぼくと知り合いだということを、

互いに相手に悟られたくないのか、

牽制状態になったかのごとく、ぼくのことはスルーしています。

早くこの場を立ち去ろうと、ぼくは下の階に急ぎました。

 

1階は観光土産や焼き立てパンを売っている道の駅のようなところ。

早く帰りの船に乗ってしまおうと思ったぼくは、

ポケットに手を入れて、しまった! となりました。

財布がないのです。

いや~困った。

家に電話して、港まで財布を持ってきてもらうか。

いやいや、どっちにしてもこの島を出る際に切符は買わなければ。

 

ぼくはチケット売り場で正直に話しました。

すると拍子抜けしたことに、

じゃあ、またお金を持ってきてください、1910円です

とあっさり切符を渡してくれました。

1910円って一昨日、歯医者さんで払った金額なんですけどね。

 

でも、名前を訊かれ、続けて年齢を訊かれると、

それが思い出せません。

なぜか33歳と答えてしまったら、

そんなわけないでしょう

と笑われてしまって、ああ、そうだ69歳でしたと答えます。

 

それじゃあ、写真を撮ります

と言われて、人が行き交う広場の真ん中で撮られることに。

ここにまた先ほどの女の子二人に気づかれてしまいます。

ああ、ほんと、気まずい。

どっちか一人なら喜んで声をかけたのになあと悔しがりながら、

ぼくは出航前の船に駆け込みました。

(夢の中の)ぼくは、相当にチャラい男みたいです。

 

船室はまたもや満席状態でした。

ぼくは後ろの席を確保しました。

雨が降り出してきたのが船窓から見えます。

不安感が増してくるなか、

ピッピッピッ! 

という目覚ましの音で、

ぼくは現実世界に帰還します。

 

朝の7時半過ぎでした。