唐突ですが、御朱印の話です。
ぼくらの若い頃に御朱印をもらうために
社寺をめぐるってことはなかったですね。
なのでよく知らないんです。
御朱印船のことは日本史で習いましたけど。
ウィキペディアによると、
朱印は、主に日本の神社や寺院において、
主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影。
敬称として御朱印とも呼ばれる。
なので、御朱印めぐりというのは社寺のハンコを、
持参した専用の帳面、つまり御朱印帳に、
ポンポンと押してもらうことだと思ってたんです。
でも、それだけではないのですね。
社寺によっては御朱印の「書き置き」が用意してあって、
これを御朱印帳に貼るってこともあるようです。
知らんかったなあ。
書き置きの御朱印は社寺によって工夫がこらされ、
デザイン的に美しいものが多いってことが、
「月刊京都」1月号(去年発売)でよくわかりました。
印章の朱色と墨の黒色が織り成すコントラストが美しいのはもちろん、
同じ寺社でも御朱印を書いてくださる人によって
違いが見られるのもアートたる所以。
印章も押し方の強弱で濃淡が微妙に変わるため、
ひとつとして同じ御朱印は存在しないといっても過言ではないのです。
御朱印とは?その魅力や頂く際の注意点、保管方法まとめ | 大阪・和歌山のおでかけ情報otent(おてんと)
書き置きの御朱印はもちろん、
判で押す御朱印もまたアートの域なのですね。
それだけに収集癖のある人にはたまらんコレクションになるのでしょう。
ちなみに御朱印の相場は300円~500円程度とあります。
カラフルでおしゃれなものが販売されています。
「蛇腹」「和綴じ」の2種類があるようです。
さらに集め方も京都の場合、西国三十三所観音巡礼、
京都十六社朱印めぐり、京都刀剣御朱印めぐり、都七福神まいりなどと、
いろんなめぐり方が楽しめるのですね。
御朱印はそもそも神社やお寺を参拝した「参拝証明」。
何か寺かまわるとご利益があるとされます。
集め終わったら、
ミッション・クリア!
みたいな達成感が得られそうです。
と、ここまで御朱印について書いてきましたが、
ぼく自身はまったくこういうのに関心がなくて、
絶対やらないと思います。
興味があるとしたら月刊京都に載ってた飲食店。
1月号では地下鉄の太秦天神川駅周辺のおいしそうな店が
チョイスされてました。
機会があればめぐってレシートを集めてみたいと思います。