またまた南座で観劇してきました。
大竹しのぶ主演です。
親戚が予約していたのに行けなくなって、
急きょぼくにお鉢がまわってきました。
南座前は朝の10時台でも人でごった返してます。
今回は前に学習しているので、お昼の用意をしていきました。
(コンビニでサンドイッチ。レジ袋に3円かかるて知らんかった)
またもや3階席。
もう慣れたものです。
千穐楽なんですけど、満席ではなかったです。
階段は急だし、先に座っている人の前を
通してもらわないといけないので、
係の人に案内してもらいます。
失礼いたします、申し訳ありません
と先客に断ってくれるので、
おっさんひとりでも通りやすくて安心です。
おっさんは南座では希少生物なので、
行列ができるトイレタイムでもスイスイ。
おっさんに生まれて感謝するのはこういうときだけですね。
女の一生
予備知識ゼロでした。
恥ずかしい話、森光子の「放浪記」と勘違いしてました。
実は、
杉村春子が生涯947回にわたって主人公の布引けいを演じた
日本演劇を代表する不朽の名作です。
とのことです。
森光子じゃなく、杉村春子の十八番。
その再演が今回の南座公演でした。
けいの娘の堤知栄に森田涼花、ふみの夫の野村精三に林翔太、
ぼくが知ってたのは、段田安則、高橋克実、風間杜夫くらいなんですけど、
銀粉蝶って名前が気になりました。
まず読み方がわからない。
調べたら、
ぎんぷんちょう
って、そのま~んまやないけ~
どこまでが姓で、どこからが名なのか。
女優、シンガーソングライター
となっています。
知らなかったなあ。
というより見ていたはずなのに見過ごしていたということです。
調べたら、いろんな映画・ドラマに出てはります。
顔を見たらわかりました。
作品そのものは、明治・大正・昭和という激動の時代を生きた
女の魂を揺さぶるー代記ということで、古いシンプルなお話です。
一生の間に日清、日露、日中、太平洋と4つも戦争を経験する、
そういう人生があったのですね。
(日清戦争は物心がつく前ですけど)
見終わって、
えっ、それでいいの?
と思ったものの、
30分の幕間を挟んでの3時間、退屈しませんでした。
ぼくは「放浪記」と混同してましたから、
大竹しのぶ、いつ飛び跳ねるんだろとそればっかり気になってて、
もちろんそういう場面はありませんでした。
さっきも言ったように、観に行った日は千穐楽。
カーテンコールで一列に舞台に立った役者さんたち、
疲れたはったんか、あんまり愛想がなかったです。
ひとり大竹しのぶだけは手を振ったり、
客席のいろんな方向に顔をやったりで、
いちばん若やいで元気に見えました。
このあと、どっかで打ち上げしはるんやろか、
「なだ万」に行かはるんやろかとか思いました。
ちなみに南座には虎屋が入っていて、
休憩時間には行列ができるんです。
値段、なんぼかな~~~
栗あんみつ、1760円でした。
「栗あんみつ」販売のお知らせ | とらやの和菓子|株式会社 虎屋