うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ネピア提げて平安神宮神苑

一昨日、秋の行楽シーズンにはまだ早かったのか、

京都市内の道は空いてました。

友だちの電気店が加盟している団体で、

展示会があったので岡崎にある「みやこめっせ」まで。

景品のトイレットペーパー12ロールをもらって

会場を後にすると、さすが京都の文化センター、岡崎。

いいお天気で、屋外で音楽イベントをやってました。

 

少し歩けば、平安神宮

社殿は平安京大内裏の正庁である朝堂院を模し、

実物の8分の5の規模で復元されて明治28年に完成した。

てことで、千年の都では新しい神社です。

どうせなら原寸大で復元してほしかったですね。

復元好きの奈良だったらやってそう。

 

1976年1月6日、火災が発生し、

本殿・内拝殿など9棟が炎上、焼失した。

という平安神宮放火事件はまったく記憶にありませんでした。

本殿や内拝殿は1979年4月に再建されたもの。

ますます新しいです。

放火事件といえば、応天門の変を思い出します。

866年のことでした。

これ、応天門です。

ここに入るのは何十年ぶりか。

とくに併設された約1万坪の「平安神宮神苑」は子どもの頃以来です。

閉園1時間前でしたけど、入場料600円を払って見物してみました。

 

これが全体図。

池泉回遊式庭園ってやつですね。

随分と広大に見えますけど、半時間ほどでまわれます。

最初の目玉は日本最古の市電。

朽ち果てそうになってます。

これには乗った記憶はないです。

車両は米国GE製だそうです。

 

池の水は疎水から流れてくるのでしょう。

とても澄んでいました。

子どもの頃、この飛び石はきっと渡ったはずです。

注意札があるので落ちる人も多いのでしょう。

 

園内には結婚式場があるので

スタッフに案内されて新婚カップルの見学する姿がありました。

こういう式場の女性スタッフって

必ず黒のパンツスーツにハイヒールですね。

足、疲れるだろうなあ。

上が泰平閣。

京都御所から移築されたものらしいです。

子どもの目には巨大構造物と映ったんですけど、

いま見てみるとこんな感じです。

 

かつて金閣寺の横には宝物殿があって、

そこと金閣をつなぐ二階建ての渡り廊下があったそうですが、

見える池の景色はこんなかなあ。

ま、平和な、のどかな、ひとときです。

紅葉の前だし、まだインバウンドの観光客もいません。

 

撮影していてスマホを池に落とさないように注意しなくては。

橋の真ん中あたりに餌やりコーナーがあって、

こんなふうに亀、鯉、野鳥が集まります。

さて、だいたい半時間ほどで見てまわったのですが、

気がつけばずっとトイレットペーパーを手に提げたままでした。

この「平安神宮神苑」が開園して以来、

トイレットペーパーを12ロールも持って見物してまわったのは、

おそらくこのぼくが史上初ではないでしょうか。

証拠写真を撮ってこなかったのが悔やまれます。