三日間の熊本はそれはもうハードでね。
毎日、万歩を越える行程だったんです。
初日は2時ごろまで小雨がぱらついて、ドライブウェイを走っていると
消えたと思うと霧が立ち込め視界を閉ざされて、ドキドキする
こともありました。
草千里ヶ浜
ここはお馬さんにも乗れるところ。この湖が霧できえたり
また現れたりと、ほんの2.3分で風景が変わります。
綺麗で壮大なのはいいけど、草原は馬糞だらけ。
気をつけないとほんとに踏んでえらいことになるのです。
阿蘇はご存知のように、牧場ばっかりでね。
すっきり晴れるとこんな風景が見られます。
牛も馬も仲良しみたいで、立派な角を持った牛はのんびりと
柵から顔をだしてうごきません。
赤牛の運命は決まってるけど、ドナドナの事は考えたらあかんのです。
道路沿いの放牧地でも飼われていました。
でね、話は飛びますが、
3日目にお昼を食べた、湧水明神池のお蕎麦屋さん。
ロケーションの最高だったこじゃれたカフェにも、
ハエがいたんです。
テラス席でケーキを食べてたら、どこかしらからやってくるんです。
これだけの牛馬糞が転がってるんやから、さもありなん。
でもね、あんまり汚い気がしませんでした。
家に一匹でもハエが入ってきたら、それはもう追い出すのに
大騒ぎですやん。
昔は当たり前にいたのにねえ。
清潔すぎるのも体に良くないような、新しい病気を呼ぶような
雄大な自然の中ではそんな気さえしました。
帰りの空港のお土産センターの入り口には
「ハエが入ってくるのできちっとドアを閉めてください」
の張り紙もありました。