今朝も寒いですね。
粉雪が少し積もってます。
(これは3日に撮った写真)
年末年始にイッキ見した映画を紹介します。
どちらも銃撃アクションもので、撃ちまくり殺しまくり。
年越し年明けで、ぼくは数百人が撃たれて死ぬ映像を見てしまいました。
「キャッシュトラック」2021年/ジェイソン・ステイサム
こちらはアマゾンプライムで見た映画で、
主役のジェイソン・ステイサムはまあまあ好き。
キャッシュトラックというのは現金輸送車のことで、
これを狙う一団と警備側との攻防戦と書くと単純なのですが、
最近の映画だけあって時系列がビュンビュン入れ替わり、
伏線が次々と回収され、謎が解けていくプロセスは快感です。
襲撃側は防弾ベストじゃなくて防弾スーツを着ているので、
撃たれてもなかなか死なない。
ほんとにこんなスーツがあるのかしらと思いました。
「マイル22」2018年/マーク・ウォールバーグ
この映画を見るのは2回目なのに、内容をほとんど忘れていたので、
最初に見たとき以上に楽しめました。
さすがに後半で思い出してきて理解が深まったからでしょう。
深夜映画の枠でやってたのを録画して見ました。
こちらも倒叙法というのか、ほとんどが回想シーンになります。
何万人もの市民を殺せる放射性物質が盗まれ、
(こいつがめっぽう強い)
この男を護送するアメリカの極秘部隊が、
空港までの22マイルある道中で、現地の秘密警察に襲撃されます。
舞台は東南アジアっぽい「インドカー」という架空の国。
(インドネシア?)
街中で一般市民にどれだけ犠牲が出ても斟酌しない独裁国家。
背後にはロシア諜報組織の暗躍もあって……。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、
「混乱しててカオス的な駄作」と評した評論家からは、
一般的に好ましくないレビューを受けた。
とウィキペディアにありました。
でもぼくには楽しめましたねえ。
タイトルの「マイル22」はアート・ガーファンクルが出た
「キャッチ22」を想起させました。
なんの関係もないと思うけど。
この2本の映画、どちらも復讐譚です。
複雑に入り組んだ構成になっていても、
復讐という筋が一本通っていてシンプルなのですが、
「赦し」のない復讐譚は見ていて救いがありません。
あとに残るのは虚しさだけでドライな後味です。
そこにはただ風が吹いているだけ~~♪