なかなか肩の痛みが消えなかったので、
10日前に注射してもらった整形外科に行きました。
注射は劇的に効いたんですけど、
石灰がまだ残っているのかもということで、
2回目の注射を打ってもらいました。
これが効くといいのですが。
これというのは診察明細書にある「関節腔内注射」ってやつ。
キシロカインとリンデロンという薬で、
前回はめっちゃ痛かったのに今回は楽勝。
注射の時間も短くて。
打つ部位によってこんなにも違うものかと驚きました。
先生、これはどういう仕組みで効くのですか?
と訊いたら、薬で炎症を鎮めることによって、
代謝が活発になって、結果として石灰が吸収され、消える
ということなんだそうです。
石灰を溶かす薬じゃなかったんですね。
炎症って言葉、こんなふうによく耳にしますよね。
炎症ってなんなんでしょう。
調べてみたんですけど、
ああ、そうか!
ってとこまでは至りませんでした。
炎症とは何か?
組織のダメージに対する生体の防御反応が「炎症」です。
炎症は古くから知られている疼痛・発熱・発赤・腫脹
の4兆候に加えて機能障害がある。
これは単純ですね。
防御反応の結果、痛みがある、熱がある、赤くなる、腫れる、
プラス機能障害という症状が出るのが炎症とのこと。
そこはわかるけど、ではなんで炎症を起こすのか。
続けて読むとよけい深い話に――
炎症とは、生体が侵襲に満ち溢れた環境の中で、
生き抜いていくために長い時間をかけて獲得してきた防御手段であり、
遺伝子によってよく統御された反応形式である。
体を守るために、体に侵入した細菌やウイルスと白血球が戦っているときに
炎症が起こるということ。
外傷でも炎症は生じ、痛みや腫れが現れます。
体を守るためっていうことは免疫反応みたいなもの?
急性炎症がやや長引くと、さらに免疫反応が加わり、
防御反応はさらに強くなる。
この免疫というのは侵襲に対する防御反応としては非常に高度で、
生物の中でも脊椎動物で初めて出現する。
かいつまんでいうと、炎症って体の防御反応で、
すなわち患部が痛みや熱を持ってる状態になって、
これで治らないと免疫反応も参戦してくるってことでしょうか。