誰が興味あんねんは、うめはらさんのオハコですが、
ほんまに、なかせのスイカなんて誰が興味あんねんです。
昨日、着果してから31日を待たずして採ることにしました。
蔓が傷んできて、このままではスイカが腐ってしまうのではないかと
危惧したのであります。
2キログラムぴったし、まあまあの大きさです。
切ってみるとこの通り
まだ少しかわが厚いですが、色としては充分でした。
このスイカには使命があるのです。
毎年、ご近所の高齢(90歳超)のご夫婦と元気ハツラツのこれまた、
90歳はゆうに超えたご婦人に食べてもらっているのです。
で、一番に採れたのを持っていくのですが、それはなぜかと言われたらですね。
後の出来が保証できないからなんです。
そして半分に切って中を確認してからでないと食べて貰えない。
それほど自信がないわけです。熟れすぎてジュクジュクの時もあるし。
でも「来年も楽しみにしてる」て言うてくれはってね
このちっこいスイカを半分はご夫婦に、四分の一をご婦人に。
「スイカやねえ、待ってました」
「私はこれでいいんです。お父さんにお供えしてからよばれます」
ほんとに喜んでくださって、
今年のスイカの使命はもう半分終わったようなもんです。
後は何もしない旦那の、
「これは早かったなあ」とか「最高のできから比べたらあかんなあ」
なんてえらそうな御託を聞く毎日。
それもスイカの使命の一環かもですけど。