レディー・ガガって、これまで歌はほとんど聴いたことなかったんです。
奇天烈なファッションの人としか知らなかったというか。
だけど、こないだアレクサから流れてくる歌を聴いて、
めっちゃんこ、いい!
と思いました。
で、CDを借りて、通して聴いたら、
やっぱりすごく良かったです。
すんごい歌唱力。圧倒的です。
Joanne
レディー・ガガ3年ぶりニューアルバム『JOANNE』|2016年10月発売|HMV&BOOKS online
なんというかポップスの王道をゆく感じ。
音楽知識がなんにもないぼくが言い切るのは僭越ですが、
これぞアメリカ音楽。
スタンダードナンバーっぽい曲もあれば、
(トニー・ベネットとの共作もあるんですね)
カントリーの伝統を感じる歌も。
ブルース・スプリングスティーンみたいなロックもあれば、
アコースティックなバラードもあります。
「ジョン・ウェイン」ってタイトルの曲もありました。
それで歌はバカうまっ。
大排気量のトラックがハイウェイをぶっ飛ばす感じ。
日本で、民謡から歌謡曲から演歌からヒップホップまで、
こんなになんでも自分の歌として、
うたいこなせる人っているかしらと思いました。
アルバムのなかでは
「ミリオン・リーズンズ」って曲がお気に入りだけど、
気になったのがこれ。
「エンジェル・ダウン」ってタイトルは、
リドリー・スコット監督の映画「ブラックホーク・ダウン」の
「ダウン」と同じかしら。
ヘリコプターが撃ち落とされたみたいに、
天使までもが墜とされてしまうほどにすさんだ、
恐怖に満ちた現代のアメリカ社会をうたってるんでしょうか。
このサイトでは「墜ちた」ではなく、「舞い降りた」と訳されています。
こちらはヒラリー・クリントンの選挙集会でうたってるんでしょうか。
音はよくないですが、盛り上がってます。
でも、この歌はじっくり聴きたいなあ。
ジョーン・バエズがうたったらどんな感じかなあと想像してしまいました。