うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ウン・クアデルノ

いまから40年以上前、27歳くらいのときに

スペイン語教室に通ってました。

メキシコ旅行のための準備です。

20~50代までの7~8人の男女が生徒で、

先生は30前くらいの美人さんでした。

 

初心者向けクラスだったので、最初は

オラとかグラシアスとか簡単なスペイン語を全員で唱和します。

そのなかに「ウン・クアデルノ」がありました。

”一冊のノート”という意味です。

これを全員で何度も発音するのです。

ウン・クアデルノ

ウン・クアデルノ

ウン・クアデルノ

 

何回も繰り返すうちにこれが、

ウンコは出るの

と聴こえてしまうからおかしくて。

それをみんなが真剣に唱和してるので笑ってしまいました。

 

うめはらさん、なに笑ってるの?

と先生が訊くので、そう答えたら、

クラスが大爆笑になって、そのあとみんな、

ウン・クアデルノ

が言えなくなりました。

いまではスペイン語はほとんど忘れたけど、

この言葉だけは覚えてます。

 

そんな思い出のクアデルノを、思い切って買ったんです。

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クアデルノというのは富士通電子ペーパーの商品名です。

仕事で大量のA4資料を印刷して読むのですが、

それだと持ち運びに不便なので、5~6年前から欲しかったんです。

ただA4サイズは6万円弱するので、なかなか手が出ませんでした。

今回8000円引きのクーポン付ってことだったので、

思い切りました。

 

実際、どれだけ仕事に役立つかは未知数です。

電子ペンで書き込んだりできますが、

その用途で使うことはあまりないでしょう。

とても軽いことだけは実感できました(350グラム)

とりあえずいまは歌詞カードを入れてます。

 

この年になると大きな買い物は「未来への投資」

という意味で慎重になります。

あと何年仕事ができるだろうかと考えてしまいます。

高い買い物(ぼくには5万円は高額です)をするのは、

あともうちょっと頑張ろうと思ってる自分がいるからですね。

コロナが終わって出張が復活して、

新幹線のなかでクアデルノを活用できるようになるといいのですが。

車内でパソコンを使ってる人やキンドルで読書してる人は

いっぱい見かけますが、電子ペーパーを使ってる人は見たことないです。

得意げにクアデルノを取り出してる自分を想像するとします。