先日の高齢者大学の講義は
一部 オペラの歴史
二部 歌の魅力 ~言葉と詩~
二部では、同じ歌詞に違うメロディーをつけた曲を紹介してくださいました。
さくら横ちょう 加藤周一 詩
春の宵 桜が咲くと
花盛り さくら横ちょう
思い出す 恋の昨日
君はもう ここにいないと
あぁ いつも はなの女王
微笑んだ 夢のふるさと
春の宵 桜が咲くと
花ばかり さくら横ちょう
相見るの 時はなかろう
「その後どう 」「しばらくね」
と言ったって 始まらないと
心得て 花でもみよう
春の宵 桜が咲くと
花ばかり さくら横ちょう
なかなか 意味深ですねえ。
この歌詞は、西洋に習って、日本の歌曲にも韻を踏んでみようと
試みられた曲で、日本では韻を踏むことは
あまり広まらなかったんだそうです。
さて、 一曲目は
ご存知、中田喜直。「小さい秋見つけた」や「夏の思い出」等々
童謡でおなじみです。
中田喜直の「さくら横ちょう」は知っていました。
歌詞を見ながら、聴いてくださいね。
二曲め
別宮貞雄作曲。東大理学部を卒業の後、作曲家になられたんですって。
ギター伴奏、いいですねえ。
どうです、さくら横ちょうに迷い込んだ気持ちになりました?