うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

鳥と虎の歌

1年以上も前に書いた日記「リアとラリア」が

ときどきアクセス上位に上がってきます。

umeharanakase.hatenablog.com

 

オーストリアとオーストラリアを間違うのは

日本人だけじゃないってことですね。

オーストリアはドイツ語で「東の国」という意味。
かたやオーストラリアはラテン語で「南の地」という意味。
語源は違うのだけれど発音は似ているので、
どこの国の人間も間違うようです。

 

ウィキペディアによれば、
愛知万博オーストリア・パビリオンで配布された冊子では、
オーストリアを「オース鳥ア」、オーストラリアを「オース虎リア」
と覚えるように呼びかけていた。
ほんまかい、それ。

 

さらに、

2006年10月、
駐日オーストリア大使館商務部は、
オーストラリアとの混同を防ぐため、
国名の日本語表記を「オーストリア」から

オーストリー」に変更すると発表した。
またまた、ほんまかい、それ。

 

オーストリーという表記は、
19世紀から1945年まで使われていた「オウストリ」
という表記に基づいているということで、
にわかづくりの造語というわけでもないようです。

ただし日本での国名表記は日本国が決めるものなので、
いまだにオーストリーじゃなく、オーストリアだということです。

 

オーストリー」の使用はそれぞれの企業の判断にゆだねる。
マーケティングで生産国が重要な企業には

オーストリー」の使用を提案する。
オーストリーワイン」がその成功例である。

 

ということです。

オーストリアもオーストリーも、どっちも「鳥」じゃん!

って思いました。

 

で、こないだ、オーストラリアが、

国歌の歌詞を変えたという新聞記事を読みました。

「私たちは若くて自由だ」から「私たちは一つで自由だ」へ。

18世紀後半から入植した英国系の人にとっては「若い」国でも、

6万5000年以上前から住んでる先住民にとっては

古くからある先祖伝来の地ですからね。

 

これがオーストラリア国歌です。

www.youtube.com

歌詞はまだ「若くて」になってます。

英国王を元首とする豪州は1901年の豪連邦成立以来、

英国の国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」を国歌としてきたが、

1984年にいまの国歌「アドバンス・オーストラリア・フェア」に変えた。

とのことで、そんなに昔じゃないときに変わってたんですね。

気づいていませんでした。

 

一方、オーストリア国歌。

さすが音楽の国って感じがします。

いいハモだなあ。

www.youtube.com