ライブでは二部の前にひとりでうたわせてもらうんです。
自分では恒例のつもりなんだけど、
なかせさんはそうは思ってないようです。
こないだはゴンチチの「放課後の音楽室」のメロディーで
「朝はよおきて」をうたいました。
これは、京都市民ならだれもが知っている子どもの歌ですね。
時代を超えてうたい継がれてきたようで、うちの息子も知ってました。
ぼくがうたった歌詞は、
朝はよ おきて~ ひ~がし山見れば
サ~ルのけつ 真っ赤いけ~
です。
しかし、このYouTubeではもう少しお上品にうたっています。
サ~ルのおけつは 真っ赤っか~
「けつ」に「お」がつけられていますね。
それと「真っ赤いけ」ではなく「真っ赤っか」になっています。
しかし、この続きがあったとは知りませんでした。
に~しの山 見れば
う~しのおけつは ババだらけ~
って、逆にお品がなくなってます。
「朝はよおきて」に相当する部分は割愛されているので、
二番扱いにはできませんね。
ここは朝の話なのか、それとも夕暮れ時なのか……。
同じ時間帯に東山を見て、それからおもむろに
西山を見たというのが自然ですかね。
さらに別バージョン。
朝はよ おきて~ ひ~がし山見れば
サ~ルのおいどは 真っ赤いけ~
に~しの山 見れば
う~しのおいどは ババだらけ~
「おけつ」が「おいど」に変わっています。
ぼくは「おけつ」で覚えたんですが、
「おいど」バージョンもあったのですねえ。
こちらのほうが少し上品です。
さらに「真っ赤っか」は「真っ赤いけ」に。
「けつ」か「おけつ」か「おいど」か、なんでもいいけど、
この歌がうたえるってことは京都人の証なんですよね。
未来永劫、うたい継がれていきますように。